FRIDAY the 13th (1980公開)

【監督】ショーン・S・カニンガム
【出演】アドリエンヌ・キング、ハリー・クロスビー、ケビン・ベーコン、ロビー・モーガン、ピーター・ブロウワー、ベッツィ・パルマー
【物語】
1958年、ニュージャージー州のクリスタルレイク、キャンプ場。ハイスクールのキャンプ中に殺人事件が起きた。その後も、不吉な出来事が、この地につきまとっていた‥
時は流れ、スチーブ(ピーター)管理人は、このキャンプ場を復活させようと、数人の若いキャンプ指導員を雇い、改修に励んでいた。
遅れてやって来た、料理担当指導員アニー(ロビー)は、最寄りの商店で「クリスタルレイクキャンプ場に行きたいんだけど?」と道を尋ねていた。居合わせた住民は眉をひそめた。謎の老人が「呪いがかかっている。今夜皆死ぬだろう」と不吉なことを言う。
今宵は13日の金曜日。30kmも離れているキャンプ場の近くまでガソリン配送業のおじさんが車で親切に送ってくれたが、この人も真面目に「やめておいたほうがいい」と忠告するのであった。
一方キャンプ場では、リーダーのアリス(アドリエンヌ)を中心に、アーチェリー場の準備、発電機の点検、雨樋の修繕など、近々やって来る小学生キャンプのために、せっせと働いていた。
管理人スチーブが物資調達に出掛けると、指導員の若者たちは夕食を済ませ、愉快に過ごす。
次第に風が強くなり、雨が降り始める。そして惨劇が始まる‥
【かえる先生のコメント】
ホラー映画の定番「13日の金曜日」。テレビで何回か見たけれど、超久し振りにお家鑑賞しました。
閉ざされた場所で、姿の見せないサイコパスが1人1人若者を襲い、最後に残った女性ヒロインとすったもんだの末に負けるが、その死は謎に終わる。という定型パターンの元祖であると認識しています。
この作品によって”13日の金曜日”が不吉な日と、日本に認識されたという歴史があります。パンフレットには、13日の金曜日に起きた事件がつらつらと綴られていました。また、満月が西洋人にとっては不吉だそうで、本作も13日の金曜日、満月の夜でした。
あらすじや犯人の正体は広く知られているし、ケビン・ベーコンが出演しているのも有名ですね。改めて見て、記憶違いだったこともいくつかありました。
・殺されていく若者が、キャンプに来た子ではなく、全員指導員だった。
・ケビンが好感度の高い、良い若者だった。
・ラストのボートのシーンが終幕ではなく、もう1シーンあった。
そして、令和の今見てみると、あんまり怖くない(^_^;話を知っているからかもしれませんが、画面も明るめだし、ここで襲ってくるとか分かりやすい演出だし、喉を切り裂かれるシーンも喉元の加工が今一だし‥。ケチをつけるという意味ではないのです。怖いと敬遠している人向けに、「ホラーの記念碑的作品なので(怖くないから)見てね」というつもりで話しています(^_^;
*お家鑑賞(評価なし)*
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