FIVE NIGHTS AT FREDDY’S 2024公開

【監督】
エマ・タミ
【出演】
ジョシュ・ハッチャーソン、パイパー・ルビオ、エリザベス・レイル、キャット・コナー・スターリング、メアリー・スチュアート・マスターソン、マシュー・リラード
【物語】
警備員のバイトをしているマイク(ジョシュ)は、一人の少年が気にかかった。何気なく様子を見ていたら、突然中年の男が、嫌がる少年を持ち上げ連れ去っていった。
慌てて追いかけ、中年男にタックルし、殴って抵抗できないようにしたが、その男は誘拐犯ではなかった。
当然、バイトをクビになったマイクは職探し。夜間の警備の仕事があったが、「夜はできない」と断って帰宅した。家に戻ると、12歳の妹アビー(パイパー)は、今日も何枚もお絵描きに夢中で、マイクの言うことを聞きもしない。
夜は、いつも見る悪夢にうなされる。森へキャンプに行った小さい頃の自分と家族の夢だ。
翌日、叔母に呼び出された。無職になった以上、妹の親権を譲れと言うのだ。このままでは、妹がいなくなってしまう。マイクは、夜間の警備の仕事をすることにした。
そこは、「フレディ・ファズベアーズ・ピザ」。アミューズメント施設もあり、人気のピザ店だったが、とうに閉店し、今は廃墟も同然だ。なぜか、オーナーが取り壊さずにいるようだ。夜にホームレスや不良が荒らさないにするのが、彼の仕事だった。
警備員室で、複数のモニターを見ても特に何もない。いつしか居眠りをしたマイクは、またも悪夢にうなされる。起きると、なぜか腕に傷があった。
果たしてマイクの身に何が起きたのだろうか…
【かえる先生のコメント】
「ミーガン」のブラムハウス最新作という宣伝、予告編で見た機械仕掛けの動物キャラたちに興味を惹かれ鑑賞しました。
まず勘違い。廃墟となった遊園地だと思い込んでましたが、ピザ屋でした。客を楽しませるために、ゲームセンター併設したり、機械仕掛けのマスコットキャラが「トーキング・イン・ユア・スリープ」などの曲を演奏したりしてたようです。
そのマスコットキャラが人間を襲うわけですね。ゆるい顔立ちなのに凶悪というギャップを楽しみにしてましたが、グロいシーンはほとんどない安心ホラーでした(^_^;
とはいえ、本作の良いところは、単にゆるキャラが人を襲う話ではなく、主人公の過去のトラウマ克服というドラマがあったことです。いくつかツッコミたいこともありますが、主人公に感情移入できたので、好評価となりました。
さて、そもそも本作はホラーゲームの映画化。そんなゲームは全く知らないので、たぶんゲームをやっていた人には美味しいネタが、私には通じません。そんな私でも普通に見られたので、安心してください。
★★★☆☆
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