STAR WARS EPISODE2 ATTACK OF THE CLONES (2002公開)

【監督】
ジョージ・ルーカス
【出演】
ユアン・マクレガー、ナタリー・ポートマン、ヘイデン・クリステンセン、イアン・マクダーミド、クリストファー・リー、サミュエル・L・ジャクソン
【物語】
銀河共和国は分裂を始めた。ドゥークー伯爵(リー)を長として、共和国を離脱する分離主義者が増えてしまい、銀河の秩序を守るためには共和国軍を作るべきだという声が高まってきていた。
軍隊の創設に反対する惑星ナブーの元女王パドメ・アミダラ(ナタリー)は、議会のある惑星コルサントに到着した。着陸の際に爆破テロに遭うも、影武者の犠牲によって助かった。
今後も命を狙われるパドメを護衛するため、ジェダイ騎士オビ・ワン・ケノービ(ユアン)がつくこととなった。そして、成長したアナキン(ヘイデン)も。
またも暗殺未遂が起こり、オビ・ワンは手がかりを得て真犯人をさがしに惑星カミーノに向かった。
そしてパドメは安全のために惑星ナブーへ戻ることになり,アナキンが護衛として同行した。
オビ・ワンがカミーノに着き、ジェダイであることを告げると、カミーノの首相はうれしそうに言った。
「ジェダイ騎士さまが注文されましたクローン兵士20万人が完成しました。残り100万人もすぐにできます。」
驚きを隠し、探りを入れるオビ・ワン。そして、首相からクローンの遺伝子を提供したジャンゴ・フェットを紹介される。
オビ・ワンはジャンゴの宇宙船を追跡し、惑星ジオノーシスに着陸した。しかし、そこはドゥークーの秘密基地であった。捕まるオビ・ワン。
一方,アナキンはパドメとの時間を過ごしていた。互いに惹かれていく2人。
ある夜アナキンは悪夢にうなされる。母が何者かによって殺されそうな夢を。アナキンは故郷タトゥイーンに戻る決心をする。
パドメは“自分を護衛する役目をアナキンが果たせなくなってはいけない”と、いっしょにタトゥイーンに行くことを申し出た。
アナキンは母を、そして師匠を救うことができるのか?
【かえる先生のコメント】
成長したアナキン。
若さゆえのおごりとか、年上のパドメにつり合いたくて大人ぶるところとかが、うまく表現されています。
ジェダイにあってはならない感情なんですよねぇ。ヨーダ、オビ・ワン両師匠の心配が分かりますよ。
見応えのあるシーンがてんこ盛りです。暗殺者追跡のチェイスシーンはかっこいい。アナキンの能力の高さを、この冒頭のシーンで表したんですね。
そして、ジオノーシスに突入するシーン。まさか、R2D2が○○とは!R2D2大好きっ子の私は、大興奮でしたよ。
でもでも、最大の衝撃はヨーダ師匠!ジェダイ最強!
もちろんわれらがオビ・ワン・ケノービも主役の活躍!もう大人なんですよねぇ、これが。アナキンとの対称的な描かれ方なわけですが、渋い。かっこいい。
3部作の中間は中途半端になりがちなのが、この作品は全くそんなことありません。スター・ウォーズでは欠かせなかった用語“クローン”の謎もヴェールをぬぎ、いよいよ終幕へ。
期待は高まるばかりでした。
★★★★☆
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