ミッションインポッシブル:ファイナルレコニング

MISSION:IMPOSSIBLE THE FINAL RECKONING 2025公開

【監督】
 クリストファー・マッカリー
【出演】
 トム・クルーズ、ヘイリー・アトゥエル、サイモン・ペッグ、ヴィング・レイムス、イーサイ・モラレス、ポム・クレメンティエフ、ヘンリー・ツェニー、シェー・ウィガム、グレッグ・ターザン・デイヴィス、アンジェラ・バセット

【物語】
 人工知能“エンティティー”が人類を支配しようとしている。デジタル汚染がSNS世界にも影響を与え、終末思想や反政府思想に染められた民衆が暴徒化もしている。
 各国首脳が怖れているのは、軍事介入。エンティティーが核兵器のスイッチの掌握を進めており、残るはイギリス、中国、ロシア、アメリカの4国のみ。

 エンティティーを止めるために必要な鍵は、イーサン(トム)が手に入れた。次は、沈んだ潜水艦を探し、その鍵でエンティティーの核となるメモリを手に入れるといミッションが待ち受ける。
 問題は、その潜水艦の場所だ。

 イーサンは、エンティティーを自分の制御下に置こうとするガブリエル(イーサイ)が、その場所を知っていると踏み、彼の部下だったパリス(ポム)を政府より奪還した。

 アジトに行くもガブリエルには逃げられた。イーサンは、そこでエンティティーと交信可能なポッドを見つけ、その中に入る。

「4日後に核戦争で世界を終わらせる。その前に、私のメモリを“終末の保管庫”に避難させろ」とエンティティーはイーサンに告げた。

 イーサンは、“最後の試練(デッド・レコニング)”に立ち向かう。

【かえる先生のコメント】

 「ミッションインポッシブル:デッドレコニング1」の続きです。2ではなく「ファイナル・レコニング」という副題になりました。となりますので、シリーズ全て見なくてもいいけれど、前作だけは見ておきましょう。

 今回の敵は人工知能。それと、これを掌握する方法があり、それを手に入れて世界を我が物にしたいガブリエル。
 対するのはトム・クルーズのチーム。前作のスリの女、敵側の暗殺者だった女が味方に加わり、人工知能より頭の良いおっさん2人と、黒人青年。

 また、中盤に出てくる協力者が意外な人で、シリーズ初めから見ている人へのサービスでした。

 登場人物で分かりにくいのは政府側ですが、基本、上司と政府関係者はトム様の邪魔と思って見ていれば大丈夫(^▽^)

 ミッションインポッシブル(不可能任務)ですから、極寒の深海に沈んだ潜水艦に潜入したり、プロペラ機の脚に捕まり飛行中によじ登って操縦席を奪うなど、今回も、常人に為し得ないスーパーアクションが見せ場です。それを自ら演じるトム様の姿を見られるだけで評価点が上がりますね(*^ω^*)

 来日し笑顔でスケジュールをこなすトム様を最近テレビでよく見ますが、本当に寛容で謙虚で聖人に見えますね☆

 一応ファイナルと銘打って、これまでのシリーズを一区切りつけた感じにはなっていますが、次回作を作っても問題ない感じでした。トム様の身体が持つ限り、新作を待っていますよ!

★★★★☆

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