AN AMERICAN WEREWOLF IN LONDON (1981公開)

【監督】
ジョン・ランディス
【出演】
デヴィッド・ノートン、グリフィン・ダン、ジェニー・アガター、ジョン・ウッドヴァイン
【物語】
北イギリスを旅するのは、アメリカ人大学生のデヴィッド(デヴィッド)とジャック(グリフィン)の2人。
満月の夜だった。荒涼とした地でホテルを求めて歩く2人に、大きな獣が襲いかかった。
哀れにもジャックは死んだ。デヴィッドは、重傷を負いながらも何とか助かった。凶暴な精神異常者に襲われたのだという説明を受けたが、自分たちは獣に襲われたはずだと主張した。
入院中の夜、デヴィッドの眼前に死んだはずのジャックが現れた。ジャックはこう言うのだ。
「おれたちは狼男に襲われた。次の満月の夜が来るまでに自殺しなければ、お前も人を殺すことになるだろう」
苦悩するデヴィッド。満月の夜がまた1日と近づいてくる…
【かえる先生のコメント】
「ハウリング」と覇権を争った狼男映画です。題名がアメリカ~ンなために、コメディ映画と誤解されてしまいがちです。でもややコメディタッチシーンはあったかも。
特撮で、より観客を驚かせる変身シーンに燃えたこの時代。この作品では、より明るい場所でのリアルな変身にこだわって製作されたということです。本作以上に、マイケル・ジャクソン「スリラー」の監督として有名な監督です。
狼男映画というのは、「倫敦の人狼」という映画が元祖のようです。それに敬意を表しての原作タイトルになるのでしょう。この「倫敦の人狼」で下記の狼男設定ができあがりました。
・満月の夜に狼男に変身する。
・銀の弾丸で撃たれると死ぬ。
・狼男に噛まれると狼男になる。
「ゾンビ」の後に観たので、噛まれるとうつる設定は「ゾンビ」からのパクリかと思ってましたが、その設定は狼男が先か…、いや吸血鬼かも?
と、ホラーでお決まりの「噛まれるとうつる」設定の起源を知りたくなってしまいました。
★★☆☆☆
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