PIRANHA (2011公開)

【監督】
アレクサンドル・アジャ
【出演】
エリザベス・シュー、スティーブン・R・マックイーン、リチャード・ドレイファス、アダム・スコット、ケリー・ブルック、ジェシカ・ゾー、クリストファー・ロイド、ライリー・スティール、ジェリー・オコンネル
【物語】
ビクトリア湖畔の田舎町は、春のフェスティバルを迎えていた。水上スキーやバーベキュー、そしてあるイベントをめあてに、2万人の若者が殺到し、湖畔は大賑わいだった。
高校生のジェイク(マックイーン)は、祭りだというのに幼い弟と妹の世話を母親から言いつけられ、腐っていた。しかし、たまたま知り合った**映画監督とその女優に湖の案内を頼まれ、その誘惑に負けてしまった。
妹たちに小遣いを渡し、2人で留守番するように言いつけたが、弟は釣りに出掛け、さらにボートを出して湖の浮島まで2人で出てしまうのだった。
一方、ジェイクは、監督と一緒に船で湖の絶景ポイントに出ようとしたが、頭の痛いことに、女友達のケリー(ジェシカ)まで乗り込んで来てしまった。
その頃、ジェイクの母親で保安官でもあるジュリー(エリザベス)は、昨日起きた地震の調査の案内に、科学者を船に乗せてビクトリア湖の中心部にいた。湖深く潜る学者たちを待っていたが、異変が起きた!
慌てて船に引き上げたが、その学者の体は凄惨に噛みちぎられていた。
そして、湖畔のフェスティバル会場は阿鼻叫喚の大パニックとなる…
【かえる先生のコメント】
まさに教科書通りの、人喰い動物パニック映画です。
・冒頭に一人殺される。(これが、なんとリチャード・ドレイファスです。「ジョーズ」の生還者がなんて役を)
・被害の予想が出来ても、祭りなので中止できない。
・嫌なヤツと感じた登場人物は、間違いなく殺られる。
・無駄にお色気シーンがある。 (だからR15指定になったんじゃん。)
観ていて、今は70年代か?と思うほど、昔ながらの展開で、逆に笑っちゃいます。きっと、こういうのが好きなスタッフたちが、あえてこういう作りをしたのでしょうね。
それにしてもキャストもなかなか面白いです。
主役の高校生は、あのマックイーンのお孫様。お母さんは「ベスト・キッド」のヒロイン。それに「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のドクも出てるし、「スタンド・バイ・ミー」の1人も。どうしたんだ、みんな!( ´艸`)
もちろん、喰われるシーンは凄惨です。これでもかっていうくらい。観る人を選ぶ映画ですが、「ジョーズ」にノスタルジーを感じる方なら面白いかも。
★★★☆☆
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