THE BIG BRAWL 殺手壕 (1980公開)

【監督】
ロバート・クローズ
【出演】
ジャッキー・チェン(成龍)、ホセ・フェラー、クリスチーヌ・ド・ベル、ロン・マックス、マコ、デヴィッド・S・シェイナー
【物語】
シカゴのレストラン経営者の息子ジェリー(ジャッキー)は、医者の兄や格闘師範の叔父に囲まれ、幸せに暮らしていた。
ある日、恋人ナンシー(クリスチーヌ)とのデートをした帰りに、チンピラが父を脅しているところに出くわした。
ジェリーは武術で撃退したが、そのチンピラたちは、この町を牛耳る2大ファミリーの1つ、ドミニチ(ホセ)の手の者だった。
ジェリーの武術に感心したドミニチファミリーの幹部は、あることを企てた。敵対するモーガン(デヴィッド)一家の雇われファイターを潰してもらおうと。ジェリーの兄のフィアンセを人質にして。
その舞台はバトルクリーク。
テキサスの田舎町バトルクリーク。ここは世界中のプロファイターたちが集う、「格闘技選手権」が開かれる町だ。
ジェリーは、やむを得ず出場するが‥
【かえる先生のコメント】
異種格闘技トーナメント!って感じです。そういえば、この時代はアントニオ猪木の異種格闘技戦が人気の時代でしたね。
敵側の雇われファイターは、チラシ中央後ろの大男です。ハガティというアメリカの実際のプロレスラーを起用しました。でも、このレスラーは力道山時代?の人で、プロレスマニアの自分も、あまりぴんと来ませんでした。
本作品がジャッキー・チェンのアメリカ初進出。「燃えよドラゴン」の監督ですし、ハリウッドも力を入れていたことが分かります。でも、期待以上のヒットはしてないかもしれません。ブルース・リー的なものを求めすぎたのかな。
リーにはリーの良さ、ジャッキーにはジャッキーの良さがあるのにね。
チラシのジャッキーの表情が、何か「燃えよドラゴン」で見た表情に見えてきます…
★★★☆☆
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