MONEY BALL (2011公開)

【監督】
ベネット・ミラー
【出演】
ブラッド・ピット、ジョナ・ヒル、フィリップ・シーモア・ホフマン、ケリス・ドーシー、クリス・プラット、スティーブン・ビショップ
【物語】
プレーオフで敗退したアスレチックスのGM(ゼネラル・マネージャー)ビリー・ビーン(ブラッド)。
ポストシーズンには、3人の主力選手が他の球団へ流出することが決定的だ。スカウトマンとともに、来季の戦力構想を練るビリーは、頭を抱えていた。なぜなら、アスレチックスは貧乏球団。評価の高い選手を雇うにも限界があった。
そんな時、他球団を訪問していたビリーは、ピーター(ジョナ)という球団職員が妙に気になった。ピーターは、選手を細かいデータで、独特の評価をしていたのだ。ビリーはピーターを引き抜き、彼のアイデアを元に、チーム再編をすることを決めた。
古参のスカウトマンが推薦する選手をことごとく却下し、ビリーたちがリストアップしたのは、肩が壊れたキャッチャー、素行に問題のある1番打者、ヤンキースが放出したがっている故障がちのベテラン。
何故かと問われたビリーはこう答えた。
「抜けた3人より、この3人の方が出塁率が高いからだ」
ビリーのチーム再編に異議を唱えて辞めるスカウト部長。ビリーが引き抜いた選手を使おうとしない監督。
果たして、アスレチックスはプレーオフで勝ち上がるチームに生まれ変われるのか…
【かえる先生のコメント】
ブラッド・ピットの魅力満載。ブラピファンなら迷わず行く映画です。
弱小チームを強くする映画は、野球に限らずよくあるし、実話に基づくパターンも結構多いです。大抵は選手の1人や監督が主人公なのですが、これはGM。ブラピの構想実現力と苦悩を焦点に話が進んでいく作品でした。
“マネーボール理論”とは,
○ 打率より出塁率を重視すべし
○ 被安打は投手の責任ではない
○ 盗塁、犠打は無駄な戦略である
など、独自のデータ分析によって、選手を評価、選択していくような感じです。
データというと、かつての広岡データ野球を思い出しますねぇ…。そういう野球の強さは分かったけど、ファンにとっては、いまひとつな感じなんです。
ところで、現在巨人がもめてるようですが、実はこの映画の番宣なのかな?
と、映画に戻って、ブラピが別居している娘と会うシーンが好きで、娘の歌う歌が気に入りました☆
★★★★☆
コメント