I AM SAM (2002公開)

【監督】
ジェシー・ネルソン
【出演】
ショーン・ペン、ダコタ・ファニング、ミシェル・ファイファー、ダイアン・ウィースト、ローラ・ダーン、リチャード・シフ
【物語】
知的障害をもつサム(ショーン)。
スターバックスで働くサムは、ある日大急ぎで病院へ向かった。自分の娘が生まれるのだ。ビートルズが大好きなサムは、娘をルーシー・ダイアモンド(ダコタ)と名付けた。
しかし、ホームレスの母親は退院すると、サムと娘を置いて姿を消した。
それから7年。サムは、周りの心優しい人たちに助けられながら、ルーシーを愛情いっぱいに育てていた。
しかし、サムの知能年齢は、もはやルーシーにも抜かれてしまった。これでは、サムに養育能力がないとして、ソーシャルワーカーは2人を引き離し、ルーシーは施設に保護されることになった。
失意に暮れるサム。サムは、法廷で闘う決意をした。そして、負け知らずの女弁護士リタ(ミシェル)の元を訪ねるのだった…
【かえる先生のコメント】
ダコタ・ファニングの名演技に惹きつけられた作品。今の芦田愛菜を思わせます。
本当は飽きている絵本を、父親を傷つけないように聞くシーンなどが印象的でした。これまでの共演者であるデンゼル・ワシントンやカート・ラッセルも絶賛する女優です。今は、17歳かな?
人権の国アメリカ。父が障害者だと娘を切り離すというのは、娘の人権を第一に考えるってことでしょうか。バイト同然の収入で養えないから?でも、障害者だから税金など優遇されていることもあるし、収入の問題だけなら、他にも切り離す親子はたくさん出そう。
そこらへんの仕組みが少し疑問でした。
さて、ダコタの妹エルも現在大活躍。この姉妹で「となりのトトロ」のサツキとメイ姉妹を、英語版吹き替えしていますね。
あっ、ショーン・ペンについて語ってなかった…(^_^;)
★★★☆☆
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