POSEIDON (2006公開)

【監督】
ウォルフガング・ペーターゼン
【出演】
カート・ラッセル、ジョシュ・ルーカス、リチャード・ドレイファス、ジャシンダ・バレット、エミー・ロッサム、マイク・ボーゲル
【物語】
消防士として名を上げた元ニューヨーク市長のロバート(カート)は、ニュー・イヤーズ・イブを祝う豪華客船ポセイドン号の船旅をしていた。
彼の今の悩みは、娘ジェニファー(エミー)。婚約者というクリスチャン(マイク)を認めたくない複雑な気持ちで、この旅に娘カップルと出ていた。
しかし、突然の巨大波の発生。50mの波によって、ポセイドン号は天地逆さまとなり転覆した。
逆さになったパーティールームで、船長は乗客に「救助までここで待つこと」と命じた。娘を捜そうとするロバートは、1人この場から抜け出そうとする男ディラン(ジョシュ)を見つけ、ともにパーティールームを出て娘を助けに行こうとする。
さらに同行者は増えた。
設計士で、この場所では助からないと予想したリチャード(リチャード)。
ディランに救われたジミー少年と、その母のマギー(ジャシンダ)。
密航を企てていた若い女エレナ。 そして、ディランの仲間と、この船のウェイター。
ポセイドン号は少しずつ沈みゆく。ロバートは娘を助け出すことができるだろうか…
【かえる先生のコメント】
言わずとしれた「ポセイドン・アドベンチャー」のリメイク。監督は、沈む船映画大好きのウォルフガングさん。
オリジナルは、脱出メンバーの過去や人間模様を中心にドラマが展開していきました。今作も同じような展開ですが、どちらかというと激しい沈没の描写に力が入っていたと思いました。
主役のカート・ラッセルは大好きな俳優の1人。元市長ということで、豪華客船に乗れるという地位をつけたのですが、その後の大活躍に合わせるために、元消防士という肩書きまで乗せました。これで、いつもの力業的演技もできるというものです。
ちなみに、巨大波は“ローグ・ウェーブ”といい、現実に観測されていますが、発生の原因はいまだに不明ということでした。
★★★☆☆
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