ロミオとジュリエット

ROMEO & JULIET (1968公開)

【監督】
 フランコ・ゼフィレッリ
【出演】
 オリビア・ハッセー、レナード・ホワイティング、ミロ・オーシア、マイケル・ヨーク、ブルース・ロビンソン、ジョン・マッケナリー

【物語】
 15世紀イタリア、ヴェロナの町。敵対する二大名門のモンタギュー家とキャピレット家のお話。

 モンタギュー家のロミオ(レナード)は、キャピレット卿が開く夜会にやってきた。その会で、一際美しい女性ジュリエット(オリビア)に心を奪われた。
 ジュリエットもまた、ロミオに心を惹かれた。

 二人はお互いの見初めた相手が、反目する家の者と知り、大いに嘆いた。

 宴の後、キャピレット家を去りかねたロミオは、月光の下、庭園をさまよい歩く。と、ジュリエットの声が聞こえた。
「ああ、ロミオ、あなたはどうしてロミオなの」

 ロミオは、ジュリエットの前に現れ、二人は結婚を誓い合った。

 しかし、許されざるこの恋の行方は…


【かえる先生のコメント】
 リバイバル上映の際に鑑賞した、古典名作。自分にとっての「ロミオとジュリエット」は、この作品となります。
 ちなみにディカプリオ版は見たことありません。いい出来でした? 

 設定だと、ロミオが17歳、ジュリエットは13歳と聞きます。今だとえっと思いますが、15世紀ですから、別に普通なのでしょうね。

 会ったその日に結婚の約束というのも現実的ではありませんが、まあシェイクスピアの戯曲の世界ですから。現在なら「ウエストサイド物語」のような展開になりますね。古典の現代解釈としての最高峰ですよ、全く。

 ジュリエットを演じたのは、オリビア。その後、日本の歌手、布施明と結婚します。この作品以外では見たことがありませんが、とっても美しい方でした。なぜ、他の作品でも活躍されなかったのかが不思議です。

★★★☆☆


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