戦火の馬

WAR HORSE (2012公開)

【監督】
 スティーブン・スピルバーグ
【出演】
 ジェレミー・アーヴァイン、トム・ヒドルストン、ニエル・アレストリュプ、エミリー・ワトソン、デヴィッド・シューリス、ピーター・ミュラン

【物語】
 第1次世界大戦前のイギリス。アルバート少年(ジェレミー)は、美しい鹿毛の仔馬の誕生の瞬間を目にした。

 その後、仔馬が競売にかけられた時、農耕馬を買いに行ったはずの父が、勢いでその仔馬を競り落とした。連れて帰った仔馬を見て、アルバートは大喜びし、その馬にジョーイという名前を付けた。

 アルバートは愛情を込めてジョーイの世話をし、サラブレッドには向いていない畑仕事もしつけることに成功した。しかし、不運が起きて、父親は金を得るために、ジョーイを軍馬として売ってしまうのであった。

 悲しみに暮れるアルバートを見て、ニコルズ大尉(トム)は、「この馬は君から借りるものとしよう。大切にし、戦争が終わったら君に返そう」と声をかけた。

 そして、訓練を積んだジョーイは、隊のどの馬にも負けない速さとスタミナを持つ、ニコルズ大尉自慢の馬として成長した。

 しかし、戦争はジョーイを過酷な運命へと巻き込んでいくのだった…

  
【かえる先生のコメント】
 しみじみ感動を誘う叙情的な作品です。巨匠スピルバーグ監督と馬が好きな人にはよいでしょう。

 物語の主人公は、ジョーイという馬です。原作は、馬視点で馬の気持ちも書かれているようです。話の流れは、「名犬ラッシー」のような感じです。行く先で出合ういい人間、悪い人間に翻弄されていきます。

 序盤で出てきたニコルズ大尉は、「マイティ・ソー」の悪役ロキの役者でした。悪い奴に違いないと思って観てしまうのは、仕方ないですね。その他、「ハリー・ポッター」のルーピン先生も出てました。主役のジェレミーは、映画初出演かも。「トランスフォーマー」のシャイアのように、今後ブレイクするかな。

 今回、CGやパペットは一切無し。本物の馬に演技をさせているということです。終盤の演技も本物の馬がしたってことに驚きを感じます。

★★★☆☆

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