READY TO RUMBLE (2000年)

【監督】
ブライアン・ロビンス
【出演】
デヴィッド・アークエット、スコット・カーン、オリヴァー・プラット、ダイアモンド・ダラス・ペイジ、ビル・ゴールドバーグ
【物語】
バキュームカーで働くゴーディー(デヴィッド)とショーン(スコット)はプロレス狂。彼らの英雄はWCWチャンピオンのジミー・キング(オリヴァー)。
そのキングが、ダイヤモンド・ダラス・ペイジを迎えての王者防衛戦。ゴーディーとショーンは、応援に駆けつけた。しかし、プロモーターのシンクレアの企みで何人ものレスラーが試合に介入し、キングはノックアウト。大惨敗を喫し、追放処分までされるのであった。
帰り道、嘆き悲しむ2人は交通事故を起こし、バキュームカーも廃車となる。この不幸を打ち負かすには、追放されたキングを見つけ、再び栄光の座につかせるしかない。そう考えた2人はヒッチハイクでアトランタに向かった。
ゲーセンで出合った若者がインターネットを駆使し、キングの親族の住所を調べ、ゴーディーらに教えてくれる。が、行く先々で聞くのはキングの悪評ばかり。
やっと見つけたキングは、最低の男だった。「プロレスはショーだ!俺は王者なんかじゃない!」とまで言うのであった。
ショーンは失望し帰ろうと言うが、ゴーディーは、「俺たちにはキングが必要なんだ」と食い下がる。怒ったキングは2人をぶちのめすが、翌朝こう告げた。
「OK。シンクレアをやっつけるぞ!」
【かえる先生のコメント】
アメリカのプロレス団体WCWが協力してできたプロレスコメディ映画。
主役のファン2人は俳優ですが、その後試合にも出たことあるらしい。キングを演じたのも俳優。その相手を務める方たちが本物のプロレスラーです。
私の一番知っているのはビガロでしたが、扱いは手下の1人でした(>_<)ゴールドバーグはいい感じでしたが、生憎私はゴールドバーグには縁がない(^_^;
おバカでアメリカンなお笑い映画。バキュームカー設定が超汚いので食事中の鑑賞はやめておきましょう。まあ、プロレスファンでもない限り、見ることはない映画でしょう。
さて、私は新日本プロレスを中心に、全日本、SWS、WAR、WJなどの試合を見にいったことがあります。しかし、アメリカンプロレスにはあまり興味がありませんでした。訳は、嘘くさいからです( ̄∇ ̄)
好きだったプロレスは、新日本と誠心会館(空手)の抗争。出戻りUWFとのイデオロギー闘争。10/9新日本Uインター全面戦争。などです。これでアメリカンプロレスに興味ないという理由が分かる人は、プロレスお好きですね?
嘘くさいという話題。本作にも描写された、プロレスには台本があるのか?問題。実際、アメリカのプロレスはショーだと公言しています。日本については、数々の暴露本をお読みください(-_-)
最近だと、新日本の悪役軍団を見ると、嘘くさいです(>_<)ヒールレスラーを否定はしませんが、もっと上手にやってほしいというか、本気の喧嘩の臨場感が欲しいというか、前述した抗争とか、ブッチャー、シン、キレていた頃の小川みたいな悪役ならOKです。
棚橋引退試合の日に、柔道金メダリスト、ウルフ・アロン選手がプロレスデビューします。おそらく悪役レスラーに酷いことされますので、お楽しみに( ̄∇ ̄)
とにかく私は、めっちゃ痛そうな、命を削って闘いを魅せるプロフェッショナルな闘いが好きです。そして、それはテレビよりも、生の臨場感が最高です。
私は、かつて職員旅行でプロレス観戦を企画しました。劇団四季観劇と2コース選択になったとき、職場のお姉様方が、「あなたが解説するならプロレス見てみようかしら?」とプロレスコースを選んでくれ、WAR(天龍、高田、長州が参戦)の興業を見ました。お姉様方は大興奮し、「すっごく面白かった。プロレスにして良かった」と言ってくれました(*^ω^*)
初見の人も虜にさせる、魅力あるプロレスという世界が大好きです。
メインイベントだけでなく、第1試合から見ると、よりプロレスの醍醐味が味わえますよ♪

※お家鑑賞(評価なし)※



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