AVATAR:FIRE AND ASH (2025公開)

【監督】
ジェームズ・キャメロン
【出演】
サム・ワーシントン、ゾーイ・サルダナ、シガニー・ウィーバー、ブリテン・ダルトン、クリフ・カーティス、ケイト・ウィンスレット、ジャック・チャンピオン、スティーヴン・ラング、ウーナ・チャップリン
【物語】
惑星パンドラ。海の民の元に身を寄せていたサリー一家は、先の地球人との戦争で息子を失うという悲しみに暮れていた。
元地球人であるジェイク(サム)は、戦いを避けるために森の民の暮らしを捨てたのに、結局海の民まで巻き込んだ挙げ句息子を失ったことを嘆く。妻ネイティリ(ゾーイ)は、心を閉ざし神エイワに祈りを捧げる。次男ロアク(ブリテン)は、自分の無鉄砲さのせいで兄が亡くなった責任に押しつぶされる。養女のキリ(シガニー)は、生まれのせいで自分だけが神エイワに拒絶されていると絶望する。人間だがサリー一家と家族同然に過ごすスパイダー(ジャック)は、皆を傷つけた人間のクオリッチ(スティーヴン)が自分の父だと分かり悩む。
次第にネイティリの精神は荒み、地球人全てに憎悪を感じ始め、スパイダーに嫌悪の目を向け始める。ジェイクは、スパイダーを一部の地球人と協力関係にある森の民の拠点に送ることを決めた。
当然、ロアクやキリは大反対。ジェイクは、「最後は家族全員でスパイダーを送り届けよう」と説得した。そして、ちょうど行商に来ていた空の民の飛行船に同伴して、海の民の村を旅立った。
しかし、盗賊行為を楽しむ灰の民の襲撃に遭った。ジェイクとネイティリは応戦するが、打ち落とされる。さらには、そこにクオリッチまでやって来て、ジェイクは拘束されてしまう。
キリたち子供チームは何とか地上に逃げたが、灰の民の追撃が止まない。
そうこうしているうちに、パンドラの空気に適応しない地球人であるスパイダーの酸素マスクがバッテリー切れとなる。このままではスパイダーが死んでしまう…

【かえる先生のコメント】
IMAX3Dで見ないと価値が下がる「アバター」の第3弾。2を見ていないと、さっぱり分からない話なので、お気をつけください。さらには、197分という驚異の長時間作品なので、水分管理もしなければ(^_^;
本作は3Dの映像美を楽しむのが醍醐味ですが、前作の海の映像が凄すぎたので、あれ以上は望めないだろうと思ってました。でもまあ、ボケが少なく、よりクリアになったように感じたし、3D眼鏡特有の暗さも感じなかったし、満足の映像でした。
ストーリーの方は、相変わらず滅んだ方がいい地球人。初作では鉱石、2作目は鯨の体液と、惑星パンドラの資源を奪うために手段を選ばない。
そして今作のメインキャラである灰の民の女隊長。こいつが脳筋でサイテー(^_^; 同じパンドラ人なのに何なの?お前?って感じですが、まあ我らが地球でも国家間で争っているし、そういうものかなぁ…。(普通宇宙人が攻めてきたら、現地人は国家を超えて団結するだろ!?)
そして話のほとんどが、逃走中。前作のように転校ものや動物ものなどの要素はなく、ひたすら逃走、応戦、逃走。150分にはできたんじゃないかなあ(ーー;)
良かったのはパンドラ生物ですね。殺人イカや、パンドラッコなどが新登場し、面白い。そしてお馴染みの飛行竜や鯨も多数登場。ここらの映像がIMAX最高!
キャラでは、もうお腹いっぱいだよクオリッチ、しつこいって(^◇^;) そしてかなりの重要キャラであるスパイダー、なのにパンフレットに写真がほぼない(可哀想(>_<))。 初作のジェイク以上に鍵となる人物になったから、次作では主役かな?
そう次作があるんですよ。5部作らしい。そう知れば今作は一つの転換点としての位置づけになりますね。勝手に予想するとですね、地球人は皆パンドラ人に変化してしまうんですよ、きっと!
★★★☆☆


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