THE EXORCIST (1974公開)DC版(2000公開)

【監督】
ウィリアム・フリードキン
【出演】
リンダ・ブレア、マックス・フォン・シドー、ジェーソン・ミラー、エレン・バースタインリー・J・コップ、キティ・ウィン、ジャック・マッゴーラン
【物語】(DC版)
イラク北部の遺跡発掘現場。参加していたメリン神父(マックス)は、出土品に不吉な予感を感じ、帰国を決めた…
アメリカのジョージタウンに仮住まい中のクリス(エレン)は女優。今は学園闘争劇の教師役の撮影中でロスから越してきたのだ。快活な娘のリーガン(リンダ)や、秘書のシャロン(キティ)、そしてお手伝いと共に暮らしていた。リーガン12歳の誕生日も間近に控えていて、幸せな日々だ。
クリスは、町でよく見掛ける暗い顔の神父が気になっていた。そのカラス神父(ジェーソン)は、呆けた母の世話、そして神父の仕事に不向きではないかと悩んでいた。
ある日、クリスは、娘の誕生日に連絡も無い別居中の夫に憤慨して電話で罵る。それを陰で聞いていたリーガンは、夜になると「ベッドが揺れて眠れない」と母のベッドに潜り込んだり、ハイになったりと少し様子が気になる。
病院で検査をしてもらうと、医者に「抗鬱状態でしょう。診察中に卑猥な言葉を投げつけてきました」と言われ、クリスはびっくりする。
そして迎えた誕生パーティー。沢山の客がやって来て、夜も更け、親しい仲間だけが残った客間に、リーガンが姿を現した。と、「宇宙で死ぬわ」とつぶやきリーガンは放尿した。
体を洗いベッドに戻すと、「私どうしちゃったの?」と不安げな娘に、クリスも動揺する。そして叫び声を聞きつけ、娘の部屋に戻ると、ベッドが激しく揺れているのを見た。
再び病院に行きCT検査をしたが異常なし。翌日、緊急の要請で医者がクリス宅に駆けつけると、リーガンが大暴れしていた。鎮静剤を飲ませ、再検査をするが肉体に異常は見つからず、精神科へ送られることになった。
しかし、精神科医もお手上げ。そして「悪魔祓いを試してみるのはどうでしょう?」と提案されるのであった…

【かえる先生のコメント】
「エクソシスト」は、とにかくトラウマ級の怖さで、子供の頃目を覆いながら見たきりでした。今回はディレクターズカット版を見て振り返ります。
神父を呼ぶまでの前半をほとんど覚えていなかった(^_^; 序盤のリーガンはちゃんと元気な女の子でしたね。そして母親の苦悩シーンが丹念に描かれています。自分の娘があんなになってしまって、医者に頼り、検査もやれるだけやって(この検査シーンが痛い)、脳外科から精神科に回されてと、段々医者に悪態つくようになるのも仕方ない。
主演はこのお母さんだったのかと思いきや、中盤過ぎると神父二人の出番。私の記憶に残っていたのは、ここからのストーリーでした。
この神父たちのエピソードがちょいちょい入るのですが、今一謎(?_?) 老いた方は、現場に入るや、事情説明しようとする者を遮り「必要ない」と、すぐに悪魔祓いを始めるのがカッコいい。が、突然の退場で勿体ない。この神父の過去が映画化されているようなので、そっちも見たら面白いかも。
若い神父は、母親の介護で疲れ切っている様子ですが、それだけか?他にも何か暗くなった原因がありそうなのに語られないので勿体ない。
映像は、今見ても唸る出来。リーガンの顔のメイク、ブリッジ走り、顔捻り、緑色嘔吐など、あちこちのサイトで見慣れた映像ですが、改めて凄いなあと感心します。
後は、雑感。
◇サブリミナル効果を狙った悪魔の映像が3回ほど挿入されてます。一瞬入れるものらしいですが、結構ガッツリ映ってました。
◇メインテーマの「チューブラー・ベルズ」は名曲。ゾクゾクするけれど、思ったより多用せず、ここぞというときにかかります。
◇リーガンの卑猥な台詞は、子役に言わせるのはNGということで別の人が吹き替えていると知り、70年代にそんな配慮があったことに驚きます。
◇白い息を吐かせるために極寒の中で撮影を強行した鬼監督。確かに白い息が目立ちました。
オカルト映画の金字塔と謳われていることに納得の名作です☆
※お家鑑賞(評価なし)※



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