The Silence of the Lambs 1991公開

【監督】
ジョナサン・デミ
【出演】
ジョディ・フォスター、スコット・グレン、アンソニー・ホプキンス、テッド・レヴィン、アンソニー・ヒールド、ブルック・スミス
【物語】
FBIアカデミーで訓練中の実習生クラリス(ジョディ)は、行動科学課課長のクロフォード(スコット)に呼び出された。彼は犯罪心理学を学んだ折の師匠でもあり、ゆくゆくその下で働きたいと思っている。
課長に命じられた任務とは、「未解決の事件の解決のために、監禁中の連続殺人犯の心理分析をしているが、一人協力しない奴がいる。ハンニバル・レクター(ホプキンス)だ。彼と対面し、何でもいいから聞き出して欲しい」というものだ。
精神科医にして人肉事件の犯人レクター、もちろんクラリスも知っている有名人だ。早速ボルチモアの精神異常犯罪者病院に向かったクラリスは、フレデリック病院長(ヒールド)から「知能が高くて扱いづらい。一度看護師がやられたので気をつけるように」と警告された。
レクターはクラリスに興味を示し、饒舌に話し始めた。そして「実習生を寄こすということは、クロフォードは“バッファロー・ビル事件”で忙しいのか?」と、FBIが躍起になっている事件のことを話題にし始めた。しかしFBIの用意した質問は馬鹿にした挙げ句、クラリスの境遇について自分の分析を蕩々と語り出す始末。
それでも、帰り際に、「昇進のチャンスをやろう。自分の患者だったモフェットを探し出せ」とヒントめいた言葉をクラリスにおくるのであった。
クラリスはレクターについて調べ直し、貸倉庫の存在に気付いた。そこへ向かうと、中には女装した男の死体があった。一体レクターは、クラリスに何を伝えたいのか…

【かえる先生のコメント】
第64回アカデミー賞、作品賞、監督賞、主演女優賞、主演男優賞、脚色賞作品。こういう猟奇殺人ものが賞を総なめしたほどの傑作です。
特に目立つのはホプキンスによるレクター博士というキャラの誕生。この後いくつかの映画やドラマでもその活躍が見られる人気キャラとなりました。そしてホプキンスは普通の役を演じても怪しい人間に見えるようになるという弊害も発生しました(^◇^;)
それからプロファイリングという手法の認知度を高めた功績もあります。プロファイリングの必要な犯人は、大抵サイコパスで猟奇殺人者。そのため、今後そういう犯人が数多く登場するきっかけにもなりましたし、プロファイリングというジャンルも確立されました。
でも私が一番評価しているのは、ジョディ・フォスターです。心の中の怯えを見せないように凜と振る舞う姿や、羊の鳴き声というトラウマを持っている陰りのある表情など、素晴らしい演技。自分がクラリスの立場に陥ったかのように、感情移入されられました。
後は雑感として、終始クラリス捜査官を女として見る周りの男たちの視線がキモい。それからバッファロー・ビル(犯人)は、最後絶対勝てたと思うのに、何だかなあ…(^_^;
バッファロー・ビルは、エド・ゲインがモデルとも言われていますね。「悪魔のいけにえ」も「サイコ」もエド・ゲイン。何度も映画に使われるシリアルキラー。何か、こう何度も使われるとおかしな人間に英雄視されそうで怖いです(>_<)
※お家鑑賞(評価なし)※


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