ザ・ブライド!

THE BRIDE ! (2026公開)

【監督】
 マギー・ギレンホール
【出演】
 ジェシー・バックリー、クリスチャン・ベール、ピーター・サースガード、ペネロペ・クルス、アネット・ベニング、ジェイク・ギレンホール

【物語】
 小説「フランケンシュタイン」の作者メアリー・シェリー(ジェシー)は語る。私が描きたかったこととは何かを…

 1930年代のシカゴ。マフィアが闊歩する時代。クラブで、エスコートレディーのアイーダ(ジェシー)は、常連客に絡まれていた。酒はもちろんのこと、苦手な牡蠣を食べるよう強要され口にするも吐き気に襲われる。と、人が変わったかのように横暴な態度をとり、マフィアを怒らせる。

 そして、恥をかかされた腹いせに、マフィアはアイーダを階段から突き落とし殺害した。

 その頃、ユーフォロニウス博士(アネット)の元へ、顔を隠した怪しい男(ベール)が訪ねてきた。素顔を晒し、手術痕を見せつけ、「俺はフランク。作られた存在だ」と語る。「長年生きてきたが、孤独に耐えられない。人生の伴侶をあなたに創ってもらいたい」と懇願する。

 科学的好奇心に負けた博士は、これを引き受け、元となる死体をフランクと掘りにいった。そして見つけた女性の遺体を実験室に運び、強烈な電気を喰らわせた。すると、女が目覚めた!

 フランクは大いに喜び、女に話し掛けるが、女はアイーダとしての記憶を全て失っていた。

【かえる先生のコメント】
 ホラー古典「フランケンシュタインの花嫁」の新解釈リメイクです。1935年の映画なのできちんと見たことありません。オリジナルのフランケンのビジュアルは強烈に焼き付いています。私は、それ以前に「怪物くん」のフランケンで存在を知ったかもしれません(^_^;

 ホラー映画っぽい展開はなく、「俺たちに明日はない」のような話でした。しかし、主人公2人に共感できる要素が私にはなく、なかなか没頭しにくい展開でした。

 今年アカデミー主演女優賞を「ハムネット」で獲ったジェシーの演技ですが、改造前から狂気じみていて近寄りがたい名演です。名優クリスチャン・ベールは、苦悩に満ちたフランケンを演じました。

 確かフランケンは、本当は心優しいけれど、迫害されてやむなく人間に危害を加えたんでしたっけ?そこらは本作では語られないので、初フランケン体験の方には、予備知識が必要かもしれません。

 そして、花嫁が人間の時からモンスターっぽいのですが、モンスター化した後との差別化を図るために、常識人が良かったのでは?と思いもしました。でも、冒頭に作者が何やら難しいことを言っていたので、そこに深い意図があるのだろうと思われます。

★★☆☆☆

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