エアポート’80

AIRPORT’80 THE CONCORDE (1979公開)

【監督】
 デヴィッド・ローウェル・リッチ
【出演】
 アラン・ドロン、スーザン・ブレイクリー、ロバート・ワグナー、ジョージ・ケネディ、シルビア・クリステル、エディ・アルバート

【物語】
 ワシントンのダレス空港に、米国初のコンコルド機が到着した。機長のポール(アラン)は、この後モスクワへの親善飛行でも操縦桿をとることになっていた。
 ポールは、かつての恋人であるCAのイザベル(シルビア)と機内で再会し、よりを戻していた。

 コンコルド到着のニュースを報道するキャスターのマギー(スーザン)は、最近新しいミサイルを開発したハリソン産業の社長であるケビン(ロバート)と交際をしていた。そのマギーの元に、ケビンの部下と名乗る男が現れた。
「ハリソン産業は不正に武器の輸出をしている。証拠の書類をあなたに渡したい」という男の言葉を信じないマギーであったが、何者かが襲ってきて、その男は射殺されてしまった。

 ケビンを問い詰めるマギーであったが、恋人を信じたい気持ちで揺れていた。

 翌日、コンコルドが出発する。取材をかねて搭乗するマギーに近づいた女性が書類を手渡した。それを見たケビンは、自社のミサイル発射基地へと向かうのであった…

 
【かえる先生のコメント】
 パニック映画が全盛の70年代後半。「大空港」シリーズもこの作品で4作目となります。

 毎回豪華な俳優陣を集める映画ですが、アラン・ドロンとエマニエル婦人をキャスティング。予想通りのシーンとなります(^_^;) 
 一応機長が主役ですが、乗客のいろんな人間模様を描くのがポイントなのです。歴代機長はバート・ランカスター、チャールトン・ヘストン、ジャック・レモンという重鎮たちです。

 それから、副操縦士にケネディ。この人はシリーズ全てに出演されています。1作目は整備主任でしたから、出るたびに出世しています。影の主役か…

 このシリーズはこれで終了しました。その後のエアポートを冠する映画は関係ありません。コンコルドまで行くと、もうこれ以上はないということか、もしくは航空機会社から毎回落とさないでくれと陳情があったかもしれませんね(TωT)


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