ALI (2002年)

【監督】
マイケル・マン
【出演】
ウィル・スミス、ジェイミー・フォックス、ジョン・ヴォイト、マリオ・ヴァン・ピープルズ
【物語】
「蝶のように舞い、蜂のように刺す!」
計量にやってきたカシアス・クレイ(ウィル)は、チャンピオンのリストンを挑発した。安い挑発を繰り返すカシアスを、勝ち目は1割と専門家たちは断ずる。
が、カシアスは勝ち、世界ヘビー級チャンピオンとなった。22歳のときであった。マルコムX(マリオ)に共感し、イスラム教に改宗していたカシアスは、モハメド・アリと改名した。
名声を勝ち得て、周りはアリを持ち上げる。バーで出会った女性と電撃婚。妻を強制的にイスラム教に改宗させて。が、ここのところ仲がギクシャクしていたマルコムXが暗殺されてしまう。また、イスラム教の教義に馴染まない妻はアリの元を去る。
さらに、アリの元へベトナム戦争の徴兵命令が来た。徴兵を拒否したアリは逮捕され、世間は大騒ぎ。保釈され、裁判を決意するアリだが、ボクシングの試合はできるのだろうか。
アリの新しい闘いが始まる…
【かえる先生のコメント】
プロレス特集ラストのアントニオ猪木から、華麗に次の特集に移行。まさに蝶のように舞うブログ( ´艸`)
猪木とも戦った名ボクサー、モハメド・アリの伝記映画です。何と、ウィル・スミスが演じています。どちらも口が達者という共通性がありますね。私にはどう見てもウィル・スミスにしか見えなかったのですが、似ているのでしょうか?
アリがチャンピオンになってから、“キンシャサの奇跡”までが描かれています。試合シーンのカメラワークや編集がいいので迫力がありました。後に猪木の代名詞となった“ボンバイエ”のワードは、このキンシャサでアリを称えた人々の言葉だったのですね。字幕によると「やっちまえ」という意味でした。
猪木戦での記者会見でも見せたように、とにかくアリは口が悪い。相手へのリスペクトが感じられない。本当は相手をどう思っているのか分かる描写がないのは残念。猪木とも親友になったのですから、いい人だと思うのですがね。猪木アリ戦は、キンシャサの2年後、どちらも33~34歳の頃ですね。まだまだ活躍していた頃に対戦していたのは凄いことです\(^_^)/
さてプロレス好きな私ですが、ボクシングには疎いです。大学生のときに、ボクシング好きのN君に誘われて生観戦を一度だけしました。シャーク石原選手がメインという記憶でリングサイド1万円でした。ほぼ知らない人でタイトルマッチでもないのに高いなあと思いました。(N君がもらってきた券なので無料でしたが)
見ていてどちらが優勢か私には分からない。しかし、会場のおじ様たちは選手のパンチ一つに反応している。何が見えているのだろう?ファンの目が肥えていることに驚愕しました。
「ロッキー」も好きなので、今もゴールデンタイムで放送されれば見ます。タイトルと階級が多くて、あまり理解が追いついていませんが、日本選手の活躍には熱くなります(^o^)
※お家鑑賞(評価なし)※



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