バットマン：フォーエバー

BATMAN FOREVER　（１９９５公開）

【監督】
　ジョエル・シュマッカー
【出演】
　ヴァル・キルマー、トミー・リー・ジョーンズ、ジム・キャリー、クリス・オドネル、ニコール・キッドマン、ドリュー・バリモア、マイケル・ガフ、パット・ヒングル

【物語】
　精神病院から１人の患者が脱走した。
　彼の名はトゥー・フェイス（トミー）。かつてゴッサムシティの検事であったが、法廷で起きた事故のため、顔半分が醜く焼けただれたことで精神を崩壊していた。

　街の大富豪ブルース（ヴァル）は、子会社の視察で、ある研究を見せられた。それは、ホログラム映像で、それを見た人の脳内まで映像錯覚が起きるというものだ。ブルースは、これはマインドコントロールにつながると却下する。

　自分を否定された気になった研究員は、リドラー（ジム）と名乗り、自分の発明のすごさを世に認めさせようと画策する。

　一方、ブルースはチャリティーサーカスの会場で、トゥー・フェイスの一味に襲われた。この危機に立ち向かったアクロバットチームの家族は、客を救うのと引き替えに、１人を残して殺されてしまった。残ったディック（クリス）を、ブルースは後見人として引き受けることにした。

　その頃、トゥー・フェイスのもとに、リドラーがやってきた。２人は打倒バットマンで結束するのだった。

【かえる先生のコメント】
　ますます、キャラの濃さが止まらないバットマンシリーズ。

　ジム・キャリーのいかれた演技には定評がありますが、それを遠慮することなく披露できたのは「マスク」と、この作品ですね。マジにいかれてます。絶対に友達にはなりたくないです(^_^;)

　そして、トミー・リー・ジョーンズ。「逃亡者」でシリアスな演技派として高い評価を得たのに、この作品で崩れた演技を披露しました。これで「メン・イン・ブラック」や日本のＣＭジョーンズ博士などのコミカル路線にも行けるようになりました。

　そしてカウンセリング医師としてニコールの出演。バットマンの相棒ロビンの登場と、またもや盛りだくさんでした。結果、バットマンの印象が残ってません。ヴァル・キルマーは、やはり「トップガン」のイメージでいいです。

　次のバットマンは映画館では観てません。これもジョージ・クルーニー（バットマン！）、シュワちゃん、ユマ・サーマンにバットガール登場と盛りだくさんですネ♪

★★★☆☆