CIRQUE DU FREAK: THE VAMPIRE’S ASSISTANT (2010公開)

【監督】
ポール・ワイツ
【出演】
クリス・マッソグリア、ジョシュ・ハッチャーソン、渡辺謙、ジョン・C・ライリー、ウィレム・デフォー、レイ・スティーヴンソン
【物語】
ダレン・シャン(クリス)は、青春を謳歌する高校生。
ある日、ちょっと不良だが親友のスティーブ(ジョシュ)に、サーカスに行かないかと誘われた。そのサーカスは、“シルク・ド・フリーク”。蛇人間や、狼男など、他ではちょっと見られない奇抜なサーカスなのだ。
夜に家を抜け出して、サーカスに向かったダレンとスティーブ。そこには、想像以上の“奇怪なもの”が待っていた。その中でも、ダレンはクモ使いの芸に惹かれた。もともとクモ好きであったダレンは、その毒グモ“マダム・オクタ”の美しさに心を奪われていた。
何かにとりつかれたように、夜中にマダム・オクタを盗みに行くダレン。そこで、スティーブがクモ使いの男に詰め寄っているのを見た。
「知ってるぞ、お前は本物のバンパイアだろう。俺の血を吸って、俺もバンパイアの仲間にしてくれ!」
この後、ダレン・シャンは、数奇な運命に巻き込まれていくのだった…
【かえる先生のコメント】
「ハリー・ポッター」と同時期に売れた児童書の映画化です。
原作の1巻の衝撃的な結末に、すごい話だと感心しつつも、フリーク(=奇形)を扱っているので、映画化は無理だろうと思ってました。それが、映画化と聞き,わくわくしました。
鑑賞してびっくり!これ1巻じゃなく、2~3巻までの話が詰め込まれているんです。1巻はホラー小説としても心震える衝撃の結末といい完璧なんですから、それでよかったのにねぇ。
バンパイアと敵対グループの抗争になる2巻以降の展開は、どうもチープだなあと、読んで思っていたものですから。
もっと怪奇色を前面に押し出して、ホラー要素の強い絶叫映画にし、原作1巻通りの終わり方をする方が私の好みでした。
俳優陣にウィレム・デフォーが出てました。グリーン・ゴブリンといい、顔がモンスターっぽいからこういう映画に似合います(^_^;)
★★☆☆☆
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