コカイン・ベア

COCAINE BEAR    2023公開

【監督】
 エリザベス・バンクス

【出演】
 ケリー・ラッセル、オシュア・ジャクソン・Jr.、オールデン・エアエンライク、ブルックリン・プリンス、クリスチャン・コンヴェリー、イザイア・ウィットロック・Jr.、レイ・リオッタ

【物語】
 ジョージア州上空を飛行するセスナ機。その機内にコカインの運び屋がいた。大量のコカインをバッグに詰め地上へ落とし、最後には自分もパラシュートで降り立つが、事故死。

 刑事ボブ(イザイア)は、空から降ってきたコカインの件は、逮捕しようとしている麻薬王シド(レイ)が絡んでいると睨み、現場のブラッド山へと向かった。

 シドもまたコカインの回収に動いていた。腹心のダヴィード(オシュア)に、「エディ(オールデン)を連れてブラッド山へ行け」と命じる。

 同じ頃、シングルマザーのサリ(ケリー)は、週末には同僚のバンド演奏を聴きに行くと娘を説得していた。娘のディーディー(ブルックリン)は、「この週末は滝の絵を描きに山へ連れてってくれるはずでしょ?」とふて腐れる。

 結局、ディーディーは友達のヘンリー(クリスチャン)を強引に誘って、学校をサボりブラッド山へと向かった。

 こうして複数の思惑の者たちが山へと向かった。そこには、コカインでハイになった熊がいるとも知らずに…

【かえる先生のコメント】
 題名で既に合格!私のツボにはまりそうな匂いがぷんぷんします(^▽^)

 猛獣パニック映画ですが、予想通りコメディ要素あり。人が熊に殺られる血みどろシーンはてんこ盛りなのに、客席のあちこちから笑い声がする映画でした。

 熊は思ったより大きくなかったです。コカインでハイになった描写はあるものの、物理を超えるような過激要素はなく、普通の熊並に襲ってくる展開でした。(メグとは違うのだ)

 面白かったのは登場する面々です。まあ、おかしな人物やら、虫の好かない人物とか、犠牲者候補が多数出てきます。その中で、思いがけない人物がいい感じの話になっていったりして、人間ドラマの方も見所の一つでした。エンドロール始まってすぐのオマケ映像も楽しいので、そこまで観ることをお薦めします☆

 またパンフレットの出来も私好み。表紙はクール。全登場人物の相関図も見事。劇中写真がストーリーに沿って盛り沢山。買って良かったです☆

★★★☆☆

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