THE CONJURING 2 (2016年)

【監督】
ジェームズ・ワン
【出演】
パトリック・ウィルソン、ヴェラ・ファーミガ、フランセス・オコナー、マディソン・ウルフ
【物語】
心霊現象に悩む人々を助けるウォーレン夫妻は、アミティビルで起きた怪現象の調査に参加するも、妻ロレイン(ヴェラ)は、シスター姿の霊を見て震える。
そのアミティビル事件は、マスコミのネタにされ、対談番組では、学者からウォーレン夫妻はインチキだと非難される。ロレインは、もうこの仕事は辞めようと夫エド(パトリック)にこぼすのであった。
その頃、イギリスのエンフィールドでは不吉な出来事が始まっていた。
ホジソン一家は、父が出て行き、母のペギー(フランセス)が女手ひとつで4人の子育てに奮闘していた。次女ジャネット(マディソン)はこのところ寝ぼけがひどく、姉妹の部屋で寝ていたはずが気付くと1階のリビングにいたり、姉に不吉な寝言を言ったりした。
ある夜、ジャネットは怪現象に泣き叫び、それをたしなめていた母姉も、その現象を目の当たりにし、隣家に逃げ込んだ。
警察が来て調べたが、何と警察官の前でも怪現象が起きてしまい、「これは警察の範疇ではありません。神父を紹介します」と言われた。
その後、この件はマスコミに知られることになり、多くの者がホジソン家にやって来ては、心霊現象に出くわすことになる。インタビューを受けたジャネットには“ビル”と自称する霊が憑依して記者の前で好き勝手なことを喋る始末。
教会は、マスコミが第2のアミティベル事件だと面白可笑しく騒いでいるため、悪魔祓いに二の足を踏む。そこで、アメリカのウォーレン夫妻に、心霊現象の真偽を確かめる依頼が舞い込むのであった…
【かえる先生のコメント】
「死霊館」シリーズ3作目。「アナベル」を別口と考えればパート2となります。
ウォーレン夫妻は実在の人物。アミティビル事件とエンフィールド事件も実話。
アミティビルは「悪魔の棲む家」で映画化された屋敷。エンフィールドはポルターガイスト現象の記録が数多く残された屋敷。これにウォーレン夫妻は何らかの形で関わっていますが、映画の話は脚色とか創作であるという作りです。
今作は、心霊現象が本物か次女の狂言かという謎が見所です。霊視できるロレインが、何の霊も感じないということで話は進みますが、映像がホラーなので見ているこっちは心霊現象に決まってるだろ?となります(^_^;
今作のホジソン一家は、事件後もこの家に住み続けた(Wikiによると)というメンタルでびっくり(°□°;)また、騒動中、隣家にホジソン一家5人が居候しておりましたが、お優しいですね~。悪魔が憑依したような顔になる女の子をお泊まりさせるなんて、我が家はお断りですよ(>_<)
そして、前作のように、被害者に寄り添うウォーレン夫妻は本当に素晴らしい。この主人公たちがいい人過ぎるところが、本シリーズの魅力ですね♪
※お家鑑賞(評価なし)※


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