デスノート 前編

DEATH NOTE　前編　（２００６公開）

【監督】
　金子修介
【出演】
　藤原竜也、松山ケンイチ、鹿賀丈史、瀬戸朝香、藤村俊二、香椎由宇、細川茂樹、満島ひかり、中村獅童　　　　　

【物語】
　頭脳明晰、警視庁刑事部長を父に持つ学生、夜神月＜ライト＞（藤原）は、１冊のノートを手に入れた。
「このノートに名前を書かれた人間は死ぬ」

　ライトは、このノートを使って健全な社会を作ることを目指す。法で裁ききれない凶悪犯を暗殺することによって…

　刑務所の受刑者、犯罪の容疑者が次々に心臓発作で死んでいく現象を、世の中は「謎の救世主による粛正」と称え、この救世主を“キラ”と名付けた。

　一方、警察側は捜査の助力を、今まで数々の難事件を陰で解決してきたと言われる探偵Ｌ＜エル＞（松山）に頼んだ。

　エルはキラの正体を突きとめられるか？　
　
　
【かえる先生のコメント】
　大ブームを起こしたコミックの実写映画化。原作がすごいだけに、キャスティングが重要です。中でも松山ケンイチの演技は、原作ファンも納得ではなかったでしょうか！あの独特の姿勢、目、物のつかみ方など、忠実に表現できています。ライトを圧倒してましたね。

　前後編で製作されましたが、前編がとてもいい感じにおさまっています。ほぼ原作に沿って脚本が作られたのも好感が持てます。だた、後編は難しいでしょうね。その後が長いので、どこかはしょるしかなさそうです。

　さて、ライトの考える正義。何十％かは賛成です。でも、やはりエルの言う通りだと思いました。

★★★☆☆