Dirty Dancing (1987年)

【監督】
エミール・アルドリーノ
【出演】
ジェニファー・グレイ、パトリック・スウェイジ、シンシア・ローズ
【物語】
ハウスマン医師一家は、家族向け避暑地で過ごすため、ニューヨーク州の山地にやって来た。17歳のベイビー(ジェニファー)、その姉、両親の4人は、このリゾートのオーナーであるケラーマンに挨拶をし、夏休みは始まった。
ここはハウスマンのような上流階級もいれば、スタッフとして働く労働者階級もいた。その中には、社交ダンスを教えるインストラクターもいて、ベイビーはそのジョニー(パトリック)のダンスに目を奪われた。
その後、ジョニーの弟分であるビリーがスイカ運びをしている姿を見かけたベイビーは手伝うことにした。向かった先はスタッフ向けの小屋で、大勢の人が激しいダンスを楽しんでいた。それは、上流階級の場にはふさわしくない“ダーティ・ダンシング(マンボ)”だ!
ベイビーは、ジョニーに手ほどきを受け恐る恐る踊り始めたが、どんどんそのダンスに夢中になっていくのであった。
【かえる先生のコメント】
青春ダンス恋愛映画。「サタデー・ナイト・フィーバー」「フラッシュダンス」「フットルース」と、このジャンルはアメリカ人がやると、とってもお洒落です。
今作のダンスは社交ダンスで、ディスコではない。詳しくないのですが、マンボはダーティなダンスなのです?
監督のこだわりでダンスシーンが多めです。踊れる役者を使いたいということで、主人公はダンサーの26歳ジェニファー。(高校生に見える童顔!)バレエ団にいたことがあるパトリック・スウェイジが起用されました。
お話は、高校生少女が大人の男性に夢中になる展開です。うまくいくかどうかは見てのお楽しみ。初めは不格好なダンスだった主人公の技術が上がっていくのも見所です。(本当は上手いのに下手な演技をしていたってことですね)
年の差恋愛でもありますが、この位の幅は許容範囲ですね。ただ高校生相手だと今の時代はアウトでしたっけ?
今はよく分かりませんが、その頃は大人の男性に夢見がちな娘はいましたね。大学生の頃、こっちは本当に親切で中高校生相手に部活の指導に行くんだけど、「ん?このままだとヤバいかも」という状況に陥ることがたびたびありましたよ。
そういう経験で“一線を引く”という処世術は身に付きました。そういう青春を送れたのが80年代です。甘酸っぱい。
※お家鑑賞(評価なし)※
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