DISTRICT 9 (2010公開)

【監督】
ニール・ブロムカンプ
【出演】
シャルト・コブリー、デヴィッド・ジェームズ
【物語】
突如飛来した宇宙船。それは故障し地球に遭難したエイリアンの難民たちだった。
南アフリカの“第9地区”にて暮らすことになったエイリアンたちは“エビ”と呼ばれ、蔑まれた。
そして、政府はエビを“第10地区”に追いやるための立ち退きを始めた。
立ち退き計画の現場責任者ヴィカスは、次々と無理矢理エビに移住を承知させていくが、調査中に謎のウィルスに感染する。それは、ヴィカスにある変化をもたらすものであった…
人類とエビは共存する道を見つけられるのか?
【かえる先生のコメント】
ストーリーの設定と脚本がばつぐんにいいですね。展開の先が読めないので、はらはらして観ることができました。そして、誰に感情移入をして観るかが、人それぞれになりそうです。主人公ではなく、ということもありですね。
南アフリカという舞台、これは人種差別問題を脚色した作品だと言われています。そんな裏の主題にとらわれなくても、十分におもしろいのですが、実は深いってとこが味があります。
★★★★☆
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