DUNE PART TWO (2024公開)

【監督】
ドゥニ・ヴィルヌーヴ
【出演】
ティモシー・シャラメ、ゼンデイヤ、レベッカ・ファーガソン、ジョシュ・ブローリン、ハビエル・バルデム、ステラン・スカルスガルド、デイヴ・バウティスタ、オースティン・バトラー、クリストファー・ウォーケン、フローレンス・ピュー
【物語】
ハルコネン男爵(ステラン)と皇帝(クリストファー)の陰謀により、アトレイデス家は崩壊した。父や師を殺されたポール(ティモシー)は、母ジェシカ(レベッカ)と共に、砂漠へ逃げ延びた。
惑星アラキスの統治は、再びハルコネン家のものとなった。ラッバーン司令官(デイヴ)により、人類の能力を覚醒させるスパイスの採掘が再開されるのであった。
その頃、ポールは予知夢で見たチャニ(ゼンデイヤ)らフレメン族の隠れ家に身を寄せていた。族長のスティルガー(ハビエル)は、ポールのことを救世主伝説で言い伝えられる預言者ではないかと予感し、客人として引き入れていたのだ。
また、ジェシカは、ベネ・ゲセリット(結社)のメンバーであることを見抜いたこの地を担当する高齢の教母に呼ばれた。そして「自分の跡を継げ」と迫られた。ジェシカは、息子がこの地で仲間に認められ再起するために、「息子ポールこそ預言者である」と、教母になって浸透させようと決意した。
ポールもまた、仲間に認められるための試練に挑むこととなった。それは砂虫(サンドワーム)の背に乗り操る試練だ。覚悟を決め、砂虫を呼び出すと、通常より遙かに大きい砂虫がやってきた。
「危険だ、中止だ!」とスティルガーが言うが、ポールは意を決して砂虫の背中へとダイブした。
この勇気、まさに預言者!スティルガーは興奮し、ポールを敵視していた他のフレメン族も喝采を送った。
ここからポールの逆襲が始まるのだ!
【かえる先生のコメント】
SF映画「砂の惑星デューン」の2作目です。もちろん1作目を見ていない方は、1作目を見てからの鑑賞が必須です。
有名なこの原作小説を知らない、デューン初心者としてレビューします。
160分超えで、スケールの大きさが見事な映像美、そしてハンス・ジマーによるどっしりとした音楽。超大作感が滲み出ていました。
ストーリーは、統治者の座を追われたポールの復讐劇と、言ってしまえば簡単なお話。しかし、よく分からないカタカナ語と、特殊能力の件で、なかなか難しく感じてしまいます。そこはYouTubeによる解説動画で予習していったため、ある程度は何とかなりました。
①ベネ・ゲセリットとは…。究極の人類(救世主)を誕生させることが目的の女性結社。この宗教じみた考えを皇帝はじめ世界が信じてることにより、権力をもっている組織である。結社のメンバーは特殊能力をもつ。
②クウィサッツ・ハデラックとは…。①で説明した救世主のこと。
③リサーン・アル=ガイブとは…。砂漠の原住民フレメン族が信じる預言者のこと。
④マフディーとは…。フレメン族に伝わる救世主のこと?
う~ん、整理してみてさらに謎。②=③=④なのか??今後、解説サイトで勉強します(^_^;
主役のイケメン君の憂い顔に癒やされ、壮大で重厚な世界観に浸る、そんな作品でした☆
★★★☆☆
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