Ferris Bueller’s Day Off (1987年)

【監督】
ジョン・ヒューズ
【出演】
マシュー・ブロデリック、アラン・ラック、ミア・サラ、ジェニファー・グレイ、ジェフリー・ジョーンズ
【物語】
高校3年のフェリス(マシュー)は、自室のベッドでうなされていた。「学校に行かなきゃ」とつぶやく彼に、両親は「無理するな、休んでゆっくりしなさい」と優しい。その後ろでは妹(ジェニファー)が「また仮病よ、だまされないで!」と忠告するが、無視された。
皆が出掛けると、フェリスは起き上がる。やっぱり仮病だ。友達には「腎臓が悪くて休む」と連絡してから、一番の親友キャメロン(アラン)に電話を入れた。
「おい、また休んでるのか。人生は短いんだ、楽しもうぜ!とりあえず車で迎えに来い。俺んちの車は出払っちまったからな」
さらに学校へ電話して、恋人スローン(ミア)の親を騙り、「祖母が亡くなった。迎えをやるので娘を早退させてくれ」と嘘をついた。
この電話を知った校長(ジェフリー)は、「あの娘は確かフェリスの恋人だったな、嘘だ!」と怪しむ。今年9回も休んでいるフェリス、彼の悪行に手を焼いていた校長は、そう決めつけた。
しかしフェリスの作戦は成功。3人はキャメロンの父のフェラーリに乗って、シカゴの街に繰り出すのだ!!
【かえる先生のコメント】
青春おバカコメディ映画。「デッドプール」のように第4の壁を破る演出があります。主人公がカメラ目線で客に語りかけてくるやつです。
出来事は、特に大きな目的もなく、ツレと一緒に学校をサボり、やりたい放題の1日を過ごすだけです。主人公の行動は、ここの校長と同じようにイライラさせられる位、あきれたものです。そりゃダメでしょってことが、通用しちゃう。
妹が「彼はツキだけで生きている。なのにみんなに崇められていてズルい!」と言うのも無理はない(^_^;
後は、校長がいい味を出しています。9回休んだくらいであんなに危険視するなんて( ̄∇ ̄)。そして奴の悪事を暴こうと奮闘するのが「ホーム・アローン」の泥棒レベルで笑えます。
まあ、頭空っぽで、ポップコーンでも食べながら気軽に笑う作品ですね。
自分はハイティーンの頃、はっちゃけた事ってあったかなあ?部活や体育祭の打ち上げなんかは楽しくやりましたね。フェリスレベルとなると、…ああ、大学の下見に行くと親に言って、大学進学しない中学のツレと東京に行き、大学見学は全くせずに、新宿で遊んだことはあるか(^_^;
※お家鑑賞(評価なし)※
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