THE FORGOTTEN (2004公開)

【監督】
ジョセフ・ルーベン
【出演】
ジュリアン・ムーア、ドミニク・ウェスト、ゲイリー・シニーズ、アンソニー・エドワーズ、アルフレ・ウッダード
【物語】
テリー(ジュリアン)は、一人息子サムを飛行機事故で亡くした。サマーキャンプに向かう途中。9歳だった。
失意の日々を過ごすテリーは、セラピスト通いを続けたが、家に帰ると、サムの持ち物を手にし、写真やビデオを見て、また落ち込むのだった。夫のジム(アンソニー)とも心が離れていくようだ。
そんなある日、飾ってあったはずの写真が、サムではなく、夫婦の写真に変えられてあった。サムのお気に入りのグローブも見当たらない。ビデオは削除されている!
猛烈に怒りを覚えたテリーは、ジムに猛抗議をするが、ジムは驚きの事実を告げた。
「サムはこの世に生まれていない。流産したんだ。それ以来壊れた君の心を、医者と相談して現実に戻そうとしているんだ」
信じないテリーは、同じ飛行機事故で子どもを亡くしたアッシュ(ドミニク)を訪ねた。しかし、アッシュは自分に子どもはいないと言う。飛行機事故の新聞記事も、もう存在しない。
果たしてテリーの妄想なのか、それとも何かの陰謀に巻き込まれたのか…
【かえる先生のコメント】
この映画は凄いですよ。見終わって、この映画を見たことを“フォーガットン”したいって思いました(^_^;)
この映画、予告が抜群に良かったのです。息子の存在が消えたのは、母の妄想なのか、真実があるのか、すっごく気になる感じでした。でもって、ナイトシャマラン監督もびっくりのオチ。
ある意味すごい映画です。だいぶ経ったので、また見たくなってきました。記憶に残したくないのに、残るという偉大なるトンデモ映画でした。
「フライトプラン」という映画も、似たコンセプトでしたね。比べて楽しんでみてください。
★★☆☆☆
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