オーロラの彼方へ

FREQUENCY (2000公開)

【監督】グレゴリー・ホブリット
【出演】デニス・クエイド、ジム・カヴィーゼル、エリザベス・ミッチェル、アンドレ・ブラウワー、ノア・エメリッヒ  

【物語】
 ニューヨークの消防士フランク(デニス)は、妻ジュリア(エリザベス)、6歳の息子ジョンと幸せな生活を送っていた。ジョンは、「チビ隊長」と父や父の仲間から呼ばれ、消防士になることを夢見ていた。

 署で最も勇敢と称えられたフランクであったが、倉庫火災に出動した際、悲劇が起きた。そして、フランクは殉職した。

 30年後、ジョン(ジム)は、ニューヨーク市警の刑事となっていた。どうしても消防の道を選べなかったジョンは、父の死を今もなお引きずっていた。
 幼なじみのゴード(ノア)が家を訪ねてきた時、父が愛用していた無線機が出てきた。その夜、何となくつないでいた無線機から、交信の呼びかけが聞こえてきた。

 無線機の男は野球好きで、ワールド・シリーズの話で盛り上がった。それも何十年も前のシリーズの話で。
 そして、無線機の男が、そばにいると思われる息子に声をかけているのが聞こえた。
 「おい、チビ隊長…」

 それは、ニューヨークの空に、オーロラが出現した夜のことだった。

【かえる先生のコメント】
 父と息子の絆を描いた感動作です。それに、ミステリータッチが加わり、物語の展開がとってもおもしろいです。

 デニス・クエイドは、「オールド・ルーキー」に「デイ・アフター・トゥモロー」と、父親役をやらせると抜群ですね。
 観る時に、父側で観るか、息子側で観るかに分かれると思いますが、ついつい父側にひきこまれてしまいました。

 原題は、たぶん“周波数”。無線機のことだと思います。時空を越えられる無線機があったら、誰と交信してみたいですか?
 かえる先生は、坂本龍馬かな?

★★★☆☆

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