ギャング・オブ・ニューヨーク

GANGS OF NEW YORK (2002公開)

【監督】
 マーティン・スコセッシ
【出演】
 レオナルド・ディカプリオ、キャメロン・ディアス、ダニエル・デイ=ルイス、リーアム・ニーソン、ヘンリー・トーマス、ブレンダン・グリーソン

【物語】
 19世紀初頭のニューヨーク。夢を求めてアイルランドからの移民がやってきた時代。

 “ネイティブ・アメリカンズ”と、移民の“デッド・ラビッツ”は反目し、その抗争は激化していた。
 少年アムステルダム(ディカプリオ)は、目の前でラビッツのリーダーである父を殺された。投獄されたアムステルダムは、父の敵であるビル(ダニエル)への復讐を誓った。

 16年ぶりに町に戻ってきたアムステルダムは、かつて父の仲間だった者や、幼なじみまでが、生きるためビルの支配下にいることを知った。アムステルダムは、今や町全体を支配しているビルの組織に加わり、復讐の機会をうかがうことにした。

 ビルのそばにいられる地位に近づくにつれ、アムステルダムはビルの本当の姿を知ることになる。
 揺れる心。果たして復讐は成るか…

【かえる先生のコメント】
 巨匠スコセッシが、構想30年かけ完成させた超大作。アカデミー賞10部門ノミネート。

 恋愛色が強そうな宣伝でしたが、それよりもダニエル・デイ=ルイスの圧倒的な存在感が映画の中心となりました。この役者さんのことは、それまでよく知らなかったのですが、すごいこだわりを持つ役者さんなのですね。映画界から引退し、職人になろうとしていたのを、監督の願いで復帰したということです。

 童顔のディカプリオですので、ダニエルに対抗しえるギャングになるのは大変だったろうと思いました。

 それにしてもハリウッド映画はすごい。100年以上前のニューヨークを再現し、何の違和感も感じないです。
 「シンデレラマン」でもそう思いました。

★★☆☆☆


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