解夏 2004公開

【監督】磯村一路
【出演】大沢たかお、石田ゆり子、富司純子、林隆三
【物語】
小学校教師の隆之(大沢)は、体の不調を感じ病院に行くと“ベーチェット病”と診断される。しかも、視力を徐々に失っていくだろうという宣告を受ける。
隆之には恋人がいたが、何も話さず、教師を辞め、故郷の長崎に帰ってしまった。家族や友達は、そんな隆之を温かく迎え入れるのであった。
恋人、陽子(石田)は、研究先から帰国すると、長崎に向かった。
【かえる先生のコメント】
さだまさし原作小説の映画化。長崎の町並みの描写に力が入っています。
難病ものです。光を失うこと、その瞬間が解夏であるとかえる先生はとらえました。大沢たかおが進行していく症状に苦しみながらも、“解夏”として受け入れる境地に至るプロセスが、この作品のテーマでしょう。
それは、“あなたの目になりたい…” 恋人の力ですね。
★★★☆☆
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