ハリー・ポッターと謎のプリンス

HARRY POTTER AND THE HALF-BLOOD PRINCE (2008公開)

【監督】
 デイビッド・イエーツ
【出演】
 ダニエル・ラドクリフ、ルパート・グリント、エマ・ワトソン、アラン・リックマン、マイケル・ガンボン、ジム・ブロードベント

【物語】
 ヴォルデモート卿の復活とともに、死喰い人はダイアゴン横町を襲撃、人間界のミレニアムブリッジの破壊と、闇の勢力の支配力が増してきた。

 ダンブルドアはハリーを連れ、退職していたスラグホーン教授にホグワーツに戻るようにと依頼をした。
 ダンブルドアには狙いがあった。トム・リドル(ヴォルデモート)とスラグホーンの過去に、トムの秘密を知る鍵があると。
 そこで、ハリーに、スラグホーンに近づいてその過去の記憶を手にするように指示をした。

 ホグワーツでの学校生活が始まった。ハリーは魔法薬学の教科書を古い書庫から手に入れた。その本には“半純血のプリンス”という名前と、魔法薬のたくさんの裏技が書かれていた。このおかげで、ハリーは魔法薬学でトップの成績を修め、先生から“幸運の薬”をほうびにもらった。

 また、ハリーはジニーと。ロンとハーマイオニーはラベンダーを巻き込んだ三角関係と、ロマンスで学校は花盛りともなっていた。

 しかし、この間に、ある計画が、ある者によって実行されようとしていた…

【かえる先生のコメント】
 原作を読んでからの鑑賞なので、映画で描かれていない部分もばっちり分かった状態で観ています。

 今作はロンのありゃりゃ的な学園生活がおもしろいです。それとプリンス本のおかげで授業で大活躍のハリーと、それを忌々しく思うハーマイオニーのくだりも好きでした。
 平和な魔法学校の描写が好きなので、そこは今作はバッチリですね。

 ただ、2冊分の原作がつめられているので、もっとここをしっかり描いてほしかったなあっていうのが出てきます。これが原作先読みの場合の難点ですね。 

★★★☆☆


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