HARRY POTTER AND THE DEATHLY HALLOWS PART 2 (2011公開)

【監督】
デイビッド・イエーツ
【出演】
ダニエル・ラドクリフ、ルパート・グリント、エマ・ワトソン、レイフ・ファインズ、マシュー・ルイス、マギー・スミス
【物語】
ヴォルデモート卿が自分の魂を分けた分霊箱は残り3つ。
その1つがグリンゴッツ銀行のベラトリックスの金庫にあることを知ったハリーは、ハーマイオニーをベラトリックスに変身させ、ロンとともに潜入した。
分霊箱はハッフルパフのカップであった。潜入を知られたハリーたちであったが、ハーマイオニーの機転で脱出に成功した。
そして、次の分霊箱についてのビジョンをハリーは見た。レイブンクローに関する何かで、それはホグワーツ魔法学校にある。しかし、ダンブルドア校長を殺したスネイプが。今や校長となって学校を闇の力で支配している。
一方、ヴォルデモートも分霊箱が破壊されていることに激怒し、ホグワーツに来るであろうハリー・ポッターを待ち構える手はずを整えた。
危険は承知で、学校に向かうハリーたち。
ホグワーツで、運命の最終決戦が始まろうとしている。
【かえる先生のコメント】
最終決着。きちんと終わりました(^∇^)
ハリー、そしてラドクリフ君の成長を見守る父親のような気分で、このファンタジー映画に最後までつきあった感じです。可愛い魔法使いが、反抗期に入り、自分で決断する青年になり、ということを走馬燈のように思い返し、観ているうちにじ~んときてしまいました。
今思えば、原作に忠実に、ファンを大切に、10年間楽しませてくれたと思います。それこそが、自分にかけられた最大の魔法のようでした。
さて、今作品も原作を読んでいたため、話はよく分かりました。知っている分、特に、最終決着とラストシーンを楽しみにしてました。今までの伏線を回収するような流れが最終回ならではでした。
全8作の余韻にもっと浸れるように、「ロード・オブ・ザ・リング」並に、180分で締めくくってもいいですね。そうすれば、いろんなキャラの最後の活躍をさらに詳しく描くことができますしね…ってよく考えたらパート1・2で十分長かったか…(;^ω^A
最後に。3Dでなく2Dの方を選択しました。もともと撮ったのを3D加工しただけらしいので、何も問題なかったと思います。画面が明るくていろんなキャラの表情を見るのに、むしろよかったくらいです。いい選択をしたと思ってます。
★★★★☆
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