屋敷女

INSIDE (2008年)

【監督】
 アレクサンドロ・バスティロ、ジュリアン・モーリー
【出演】
 アリソン・パラディ、ベアトリス・ダル

【物語】
 サラ(アリソン)の運転する車が、他の車と衝突。その交通事故によって夫は帰らぬ人に。失意のサラであったが、妊娠中の赤ちゃんは奇跡的に助かった。

 心配する上司や母親の言葉も耳に入らず、出産間近にもかかわらず1人帰宅したサラであった。

 その夜ノックの音がした。サラがドア越しに応対すると、見知らぬ女性(ベアトリス)が「交通事故をおこして電話を借りたい」と言う。不審に思ったサラが断ると、女は激昂し、サラを罵り始めた。

 恐怖に駆られたサラは慌てて家中の窓を閉めに回った。と、女が庭にいる。サラはカメラでその女を撮り、警察に電話をした。

 間もなく警察がやって来て、辺りを捜索するが女は見つからなかった。「今夜は警官を巡回させますので、ご安心を」と警察は去って行った。

 サラは寝室に行き休もうとしたが、そのとき!!!

【かえる先生のコメント】

 夏休みと言えばホラー映画。納涼ですね(^^)しかし、寒気どころか吐き気もしてしまう上映禁止級の映画が世にはあります。気にはなっていたけれど見てなかった伝説の映画をサブスクで見ることにしました。最近ホラー耐性がめっちゃ上がって「アンティル・ドーン」も平気だったしね!

 しかし、伝説級はやはり物が違いました(>_<) 

 本作はフランス映画。フランス映画って残虐描写がキツいんですよね。しかも見たのは2021ノーカット完全版。

 あらすじに書いた冒頭の話はさっさと終わり、すぐに狂気の女が主人公の女に襲いかかります。めっちゃ怖い。もう死んだでしょ!?という暴力描写の嵐です。

 話は女性のタイマンだけではなく、途中で数人この家にやってくるという展開もありますが、来客たちがどうなるかはお察しください(^_^;

 怖さの肝は、刃物。ハサミ恐怖症になること必至です。こういう痛い描写はホラーの中でも別物だなあって思います。「ソウ」シリーズみたいな、でも単純なのが逆に怖い。

 見終わった感想は、バンジージャンプに挑戦したようなものでしょうか。怖いと分かっててもチャレンジする。そしてやり切った自分に満足する。というのがホラー映画の醍醐味なんだろうと、ちょっと思いました。

※お家鑑賞(評価なし)※ <度胸試しで見て後悔>


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