世界侵略:ロサンゼルス決戦

WORLD INVASION:BATTLE LOS ANGELES (2011公開)

【監督】
 ジョナサン・リーベスマン
【出演】
 アーロン・エッカート、ミシェル・ロドリゲス、ラモン・ロドリゲス、ブリジッド・モイナハン  ネーヨ、マイケル・ペーニャ

【物語】
 地球各地に、流星群が落下することが確認された。ロサンゼルス海兵隊にも万が一に備え招集がかかった。

 しかし、その流星群は地球の主要都市近海に速度を落としながら落下したことに、各国は警戒を強めた。やがて海中から異星人が現れ、発砲しながら上陸を始めるのだった。

 イラク戦争で部下を失い傷心のナンツ軍曹(アーロン)は、士官学校出のエリート、マルチネス少尉(ラモン)の配下に入り、警察署に取り残された民間人の救出作戦を行うことになった。
 飛行部隊を持たない異星人を殲滅する空爆が開始される前に、救出を成功させねばならない。

 途中、異星人との銃撃戦を展開しながら、空軍部隊の生き残りエレナ曹長(ミシェル)と合流した。エレナは敵の指令中枢の場所を探る途中に襲われたと言った。

 そして、ついに一行は警察署に到着。そこには、子どもを含む民間人5名がおびえながら隠れていた。ヘリコプターを呼び、負傷兵から先に離脱を図ろうとした、その時!

 ナンツたちは、無事生還できるのか…

【かえる先生のコメント】
 異星人侵略ものです。地上戦というのが特徴ですね。地球人に比べ、はるかに上回った腕力や武器が出るわけでもなく、まあ強いんですけど、とんとんに勝負できるという感じの戦争です。

 空中戦とかビームとか、宇宙戦争的な描写ではなく、戦争映画みたいです。「プライベート・ライアン」を思わせるような感じがしました。リアルな戦争を意識したのではないかと思います。

 映像は臨場感を出すために、ハンディカメラのような絵で、かなり揺れます。画面酔いする人は後ろの席がいいでしょう。

 主役はアーロン・エッカートです。苦悩しながらも使命を全うしようとする姿はジ~ンとします。ラストシーンは割と好きでした。

 さて、パンフレットを読むと、1942年に実際にロサンゼルスで謎の飛来物が来た事実があるそうです。当時は日本軍の本土攻撃とされましたが、日本軍は行ってないですしね。この未確認ファイルが今作のルーツなんですって。
 宇宙人やっぱいるかも☆

★★★☆☆


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