JOHN CARTER (2012公開)

【監督】
アンドリュー・スタントン
【出演】
テイラー・キッチュ、リン・コリンズ、サマンサ・モートン、ウィレム・デフォー、マーク・ストロング、キーラン・ハインズ、ダリル・サバラ、ジェームズ・ピュアホイ、ドミニク・ウエスト
【物語】
叔父のジョン・カーター(テイラー)からの電報を受け取ったエドガー(ダリル)が駆け付けた時、すでにジョンは亡くなっていた。
遺産である彼の手帳を読み始めたエドガーは、驚くべき話を目にした…
1868年。南北戦争で心が傷ついたジョンは、大佐からの戦闘協力要請をむげに断り、投獄された。隙を突いて逃げ出したジョンは、ある洞窟に行き着いた。そこで、突然謎の男に襲われたジョンであったが、それを返り討ちにした。
倒れた男が何かの呪文をつぶやいた時、ジョンは気を失った。
目覚めたジョンは、見知らぬ世界にいた。荒涼とした砂漠。立ち上がろうとしたジョンは、自分が異常に跳躍できることに気付く。高台に出たジョンは、そこで無数の卵がかえる瞬間に出合った。それは、見たこともない異形の生き物であった。一体、ここはどこで、この生き物は何なのだ!
そこに、緑色の肌、2本の長い牙、4本の手をもつ生き物が出現した。どうやら、この赤ちゃん生物の親のようだ。言葉が通じない相手だが、どうやら自分はタルス・サルカス(ウィレム)と名乗っているようだ。その場を逃げだそうとしたジョンであったが、捕らえられ、彼らの町に連行されてしまった。
この世界の様子にとまどいながら、ジョンが過ごした町の頭上に、突如飛行艇が現れ、銃撃戦を始めた。
頭上を眺めたジョンの目に、女性の姿が写った。自分と同じ人間だ!
【かえる先生のコメント】
SF作家エドガー・ライス・バローズの「「火星のプリンセス」(1912年著)の実写映画化です。
そしてディズニー110周年記念映画。監督は「ファインディング・ニモ」「ウォーリー」の人です。
北米で映画史上最大の赤字になりそうだと報道されたこの作品。ブログ仲間さんから「見ます?」と聞かれ、「よし、その赤字っぷりをみてやろう」と思って、観に行って参りました(-^□^-)
何?いいじゃない、この映画。素直に面白くて楽しめましたよ☆ 冒険と愛と友情と謎を、上手に織り込んだ作品です。
小説は火星シリーズらしいのですが,完全に1話で完結していて、物語後半から終局までの持っていき方が、ディズニーっぽいというか、気持ちいい終わり方です。
主演はテイラー・キッチュ。「ウルヴァリンZERO」ではガンビットでしたね。ヒロインもこれまた「ウルヴァリン」の女教師。異形のサーク族に何と、「ストリート・オブ・ファイヤー」のウィレム・デフォー。
でも一番気に入った登場人物は、ウーラ。これはサーク族のモンスターです。犬という設定ですが、不気味。この犬の能力が素早く動けること。これが傑作で、私のツボでした( ´艸`)
大赤字の評判に同情を感じ、☆を多めにつけときました♪
★★★★☆



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