ノック週末の訪問者

KNOCK AT THE CABIN 2023公開

【監督】
 M・ナイト・シャマラン
【出演】
 デイヴ・バウティスタ、ジョナサン・グロフ、ベン・オルドリッジ、クリステン・クイ、ニキ・アムカ=バード、アビー・クイン、ルパート・グリント

【物語】
 森の中にあるキャビンで休暇を楽しむ家族がいた。

 娘のウェン(クリステン)は、バッタを捕まえ、観察ノートに記録をして楽しんでいた。すると、大男が突然現れ近付いてきた。

「やあ、僕はレナード(デイヴ)って言うんだ。少しお話しない?」

 警戒するウェンだったが、バッタを捕まえてくれたので少し気を許す。誰と来ているか聞かれ「アンドリュー父さん(ジョナサン)とエリック父さん(ベン)。私には父が2人いるの」と答えた。

 そこに新たな人影が3人。何か武器を持っている。慌てたウェンは急いでキャビンに戻り、テラスにいた父たちに叫んだ。「早く中に入って!誰か来るの!」

 アンドリューらは言われるまま家に入ると、ノックの音が響いた。危険を感じ、3人であちこちを閉めに回った。

 ドアの外からレナードの声がする。「話したいことがあるんです。顔を見て話したい。中に入れてください」断固拒否するアンドリューだったが、窓ガラスの割れる音が…

 押し入ってきたのは男2人女2人。そしてレナードは恐るべき話を切り出すのであった…

【かえる先生のコメント】
 ナイト・シャマラン監督の新作。どうにも「シックス・センス」の衝撃を味わいたくて、この監督の作品は気になってしまいますね(^_^)

 ネタバレ禁止が必要な監督ですので、レビューがしにくい(^0^;)でも上述したあらすじは、冒頭10分程度ですし。ということで、ここから先は若干のネタばらしがあります<(_ _)>

 まずは登場人物。被害者側が3人。ゲイのカップルと、養子の8歳女児。時折、この3人の過去が挟まれますが、伏線か!と思いきや、特に意味は無かったです。

 加害者側がバウティスタ(ガーディアンズオブギャラクシーの一人)とルパート(ハリーポッターのロン)たち。原始的な武器を持ってた理由が謎。なぜナイフや銃ではなかったのだろう…

 一応理由があって平和なキャビンに押し入ったのですが、この理由が意味不明。これは私なら断固拒否ですね~。

 このネタの状況、理由、背景などがシャマラン監督だから許されてるかもしれませんが、どうなんでしょう。もう「ゲット・アウト」「アス」のジョーダン・ピールの時代ですかね~

 とはいえ、この一体どういうことなんだ?っていう不安感が、観客を主人公の立場に置かせるテクニックなんだろうと思います。

 年度替わりで仕事に忙殺されていますが、選んだ映画がこれか(^_^;)トップガン並にやる気の沸く映画が公開されてませんかね~

★★☆☆☆


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