ラブリーボーン

THE LOVELY BONES　（２０１０公開）

【監督】
　ピーター・ジャクソン
【出演】
　シアーシャ・ローナン、マーク・ウォルバーグ、レイチェル・ワイズ、スーザン・サランドン、スタンリー・トゥッチ

【物語】
　女子中学生のスージー（シアーシャ）は、優しい家族とともに幸せに暮らしていた。あの日までは…

　学校からの帰り道、トウモロコシ畑を横切る近道を歩いていたスージーに、近所のおじさんが話しかけてきた。
「スージー、おじさんのコレクションを見せてあげる？」…

　スージーを苦しめた犯人を追い求めることに人生を費やす父（マーク）、悲しみに暮れるばかりの母（レイチェル）。そして、残された妹。
「私のために家族がばらばらになって、苦しんでいる」
　スージーは、家族とコンタクトをとる術を探して、この世界をさまよう。

　しかし、あの犯人が今度は妹に目をつけていた…

【かえる先生のコメント】
　「ロード・オブ・ザ・リング」のピーター・ジャクソン監督が送る“来世の世界”。とってもシュールな世界でした。スージーが願うことが、なかなか実現できないもどかしさが切ないです。

　これは、ジャンル分けが難しい作品ですね。犯人を追うことが物語の軸となっていたので、サスペンスに入れてみました。スージーの願いは、犯人逮捕？それより家族の幸せかな。
　「ゴースト」のようには、なかなか介入できないところが新味でした。　

★★☆☆☆