ミッション：インポッシブル　ゴースト・プロトコル

MISSION:IMPOSSIBLE GHOST PROTOCOL　（２０１１公開）

【監督】
　ブラッド・バード
【出演】
　トム・クルーズ、ジェレミー・レナー、サイモン・ペッグ、ポーラ・パットン、ミカエル・ニクヴィスト、トム・ウィルキンソン

【物語】
　ベンジー（サイモン）とジェーン（ポーラ）は、ブダペストの収容所から仲間を救出する任を遂行した。
　助け出されたのは、イーサン・ハント（トム）。３人は、ＩＭＦからの新たな指令を受けた。

「ロシアの核発射コードが、何者かに盗み出された。この事件の黒幕を突きとめ、テロを未然に解決せよ」

　すぐさまロシアの中枢であるクレムリンに潜入するイーサン。しかし、手がかりとなる情報を得る前に、大爆破が起きる。その爆破の重要容疑者としてイーサンは逮捕された。何とか、その窮地を脱したイーサンは、ＩＭＦ長官と接触した。

　しかし、ゴースト・プロトコルが発動。イーサンのチームは国家から切り離された。長官は言った。
「捕まれば死罪。もし君がこの場から逃げ延びて、事件の概要を解明でもしなければ…」

　その時、イーサンたちは急襲を受けた。居合わせた分析官ブラント（ジェレミー）とその場を逃れたイーサンは、発射コードが取引されるドバイへと向かった。

　ドバイの高層タワーで行われる取引。それを掌握するためにコンピュータサーバー室に行くには、窓からの侵入しか方法はなかった。

　イーサンは汚名を晴らすことができるのか…

【かえる先生のコメント】
　アクション映画に求められる、手に汗握る展開、スリルと爽快感あふれる作品でした。

　今回の作品は、チームというのが大きなポイントになってます。ツボにはまったのは、コンピュータ関係を仕切るベンジーですね。このおとぼけキャラが、シリアスな中の笑いを演出するのにぴったりです。

　パート２では、個人プレーのイーサンでしたが、チームリーダーとしての成長を見せたのが、なかなかよかったと思いました。自分も、イーサンの下で働いてみたい！

　予告であったドバイのタワーは圧巻。アクションは基本実写。ＣＧ映画では味わえない緊張にドキドキします。
　スタントなし、トム様自らの演技。本当に素晴らしい。

★★★★☆