ミラクル7号

長江7號 (2008公開)

【監督】チャウ・シンチー
【出演】チャウ・シンチー  シュー・チャオ  キティ・チャン

【物語】
 小学生のディッキー(シュー)はとても貧しい暮らしだが、父親ティー(チャウ)の方針で、名門のお坊ちゃん学校に通っている。同級生のいじめにも耐えて、けなげに頑張るディッキーだった。

 ちまたで流行の“ミラクル1号”という電子ペットをガキ大将が持ってきたのを見て、どうしても欲しくなるディッキー。いつもはしないおねだりに父親とけんかをしてしまうほどだった。

 その夜、ティーは日課のごみあさり。ディッキーに少しでもいいスニーカーを探していた時、謎の緑色の物体を見つけ家に持ち帰った。それをもらったティーは、大喜び。“ミラクル7号”と名づけ、学校に持って行った。

 しかし、“ミラクル7号”=ナナちゃんは、宇宙人の置き土産だった…

 
【かえる先生のコメント】
 安易な造形の“ナナちゃん”。チープな映画に違いないと思いきや、意外に可愛く気に入ってしまいました。非力なナナちゃんですが、ホロリとさせられました。

 中国系のいじめなどの暴力シーンは、どぎついですね。“少林サッカー”もそうでしたけど、そのブラック感にはなかなかついていけません。でも、お笑いシーンの方が割合が大きいのと、後半に感動作になっていくので、よしとなります。

 ああ、ナナちゃんがほしいなあ。

★★★☆☆


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