MONKEY MAN (2024公開)

【監督】
デヴ・パテル
【出演】
デヴ・パテル、シカンダル・ケール、シャールト・コプリー、ピトバッシュ、アシュウィニ・カルカセール、ショービター・ドゥーリパーラ、マカランド・デーシュパーンデー
【物語】
少年は、母からハヌマーンの神話を聞くのが好きだった。そのハヌマーンの演劇を鑑賞中、銃声が聞こえ、村は混乱に墜ちた。そして最愛の母は殺された…
それから数十年。猿のマスクをかぶり、地下の格闘場に出場する青年“コング”(デヴ)がいた。コングは相手のキングコブラにぼこぼこに殴られて負けてしまう。賭け試合で、プロモーターのタイガー(シャールト)の指示によるものであったが。
コングはストリートキッズを使い、情報を集めていた。そして、高級クラブのママ(アシュウィニ)とのコンタクトに成功。そこで雇われウェイターとなった。
小間使いのアルフォンソ(ピトバッシュ)から、名を聞かれると、コングはそこらにあった洗浄剤に目を留め、“ボビー”と名乗った。
ボビーはアルフォンソに取り入りながら、あるチャンスを待っていた。それは、このクラブの常連である母を殺した男、警察署長のラナ(シカンダル)を見付けることだった。
復讐は果たされるのか…
【かえる先生のコメント】
ジョン・ウィック×ジョーダン・ピール。バイオレンス臭のする宣伝文句に惹かれ鑑賞しました。
監督、原作、主演の全てがデヴ・パテル。「スラムドッグ$ミリオネア」でミリオネアとなったインド系英国俳優さん。テコンドーの段位ももつので、アクションも多分本人が全てやっていると思われます☆
話はよくある復讐劇。インドの貧しい村が焼き討ちされ、母を殺された少年が自らを鍛え復讐を果たそうとするね。ということで、アクションをどう魅せるかが本作の評価となるわけです。
アクションにはいくつか方向性があるのかなと思います。「マッハ!!!!!!!!」のようにCG、ワイヤー、スタント無しの生アクション。「マトリックス」のようなワイヤーアクション。「キル・ビル」のような無双血みどろアクション。「ジョン・ウィック」のようなガンアクションなどなど。
で、モンキーマンですから、地下格闘技で鍛えた肉弾戦となります。猿っぽくはないところが残念。まあそうするとコメディチックになっちゃうしね。
多数相手に大立ち回りをしてなかなかのものでした。が、圧倒的強者ではなかったので、カタルシス感は少なかったですかね。
それとジョーダン・ピールと謳うなら、サプライズを期待しちゃいますよ。どれが伏線だ?と構えて見てしまって拍子抜けでした。ま、自分のせいですけどね(×_×)
★★☆☆☆
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