がんばれ!! タブチくん!!

がんばれ!! タブチくん!! (1979公開)

【監督】
 芝山努
【出演】
 西田敏行、二木てるみ、内海賢二

【物語】
☆人物紹介☆
「タブチくん」
 西部ライオンズの巨漢バッター。阪神からトレードに出されたことで、トレードという言葉には敏感。雑誌には、「○kg○円でトレードか」と書かれてしまう。足が遅く、打っても1塁アウトになることもしばしば。「タブラン」とはタブチのランニングホームランの略語で、絶対にあり得ないという意味で使われる。   

「ヤスダくん」
 ヤクルトスワローズのピッチャー。大学時代からのタブチくんの悪友。サイドスローで球威はないが、魔球を操る。しかし、反則だったり役に立たなかったりする。監督のヒロオカとは合わず、始終嫌みを言われているが、いたずら電話などで反撃している。

【かえる先生のコメント】
 漫画家いしいひさいち氏の4コマ漫画をアニメ化しました。実在するスポーツ選手をギャグで表現するというジャンルを確立しました。

 プロ野球は長嶋引退の頃から見るようになりましたが、このマンガと「あぶさん」で、多くの選手を覚えました。
 選手のプレー以外のことを知ることで、ますますプロ野球に興味を持って見るようになりました。プロ野球ファンを増やした功績もあるだろうと思います。

 腹でホームランを打つとか、選手をかなり刺激しそうなネタが多くありましたが、そこまでやっちゃう過激さが、ウケたのだと思います。ハートフルなエピソードもあるので、作者のプロ野球への愛情も感じました。

★★★☆☆


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