オー!ゴッド

Oh, God! (1978公開)

【監督】
 カール・ライナー
【出演】
 ジョン・デンバー、ジョージ・バーンズ、テリー・ガー、ドナルド・プレザンス、ラルフ・ベラミー、バーナード・ヒューズ

【物語】
 ジェリー(ジョン)はスーパーマーケットの主任。真面目な彼は、妻、息子、娘の4人で平凡だが幸せな暮らしを送っていた。

 ある日、不思議な手紙が届いた。差出人は“神”。いたずらだと思って捨てた手紙がなぜか枕元へ。破ったはずが、スーパーの野菜コーナーに出現。

 謎を解明すべく、手紙に指定されたビルの2700号室へ向かったジェリー。そのビルは17階建てで27階など存在しない。しかし、なぜか部屋に着いたジェリーは、インターフォンを押した。

 何も存在しない部屋でジェリーは神の言葉を聞いた。
「人は神がもういないと思っている。モラルに欠いた人たちは、破滅へと進んでいる。そこで、お前は神の存在を広め、世に警告をするのだ」

 こうしてジェリーは、おかしな目で見られながら、神の存在を知らせようと悪戦苦闘することになる…

  
【かえる先生のコメント】
 自分だけが神の存在を知っていて、周りはそれが理解できないという、おもしろくもあり、深くもある作品です。

 主役はジョン・デンバー。大ヒット曲「カントリー・ロード」で有名なシンガーソングライターです。映画にはそれほど多く出演してません。また最後は自らの操縦による飛行機事故でなくなりました。
 このことは、恐怖映画「ファイナル・デスティネーション」で、主人公がジョン・デンバーの曲を聞き、その後飛行機が墜落するという話に使われています。

 神役はチラシ左のおじいさん。神がホントに登場するという展開に、当時は驚いたものです。

 この映画を観に行った時の同時上映が「時計じかけのオレンジ」。何て両極端なカップリングなんだ(^_^;)

★★★★☆


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