パディントン

PADDINGTON (2016公開)

【監督】
 ポール・キング
【出演】
 ベン・ウィショー、ヒュー・ボネヴィル、サリー・ホーキンス、マデリン・ハリス、サミュエル・ジョスリン、ニコール・キッドマン、ジュリー・ウォルターズ、ピーター・カパルディ

【物語】

 世界の未踏の地を、多くの冒険家が目指した時代。
 イギリスのある探検家が、暗黒大陸ペルーに上陸し、大森林の枝の上で、新種のクマを発見した。このクマの夫婦と交流を深めた探検家は、こう告げて去って行った。
「いつかロンドンにおいで。待っているよ」

 そして月日は流れた。クマの甥っ子が遊びに来ると、クマ夫妻は探検家に教わったマーマレードを作る。そして、ロンドンの人々がいかに紳士かと、彼の地を想像して語り合うのだった。
 そんなクマたちにある出来事が起こり、クマの甥っ子は1人、ロンドンに行くことになった。探検家に贈られた赤い帽子と、たくさんのマーマレード瓶を入れたトランクを持って。

 商船に密航し、ロンドンにやって来たクマ。だが、駅の人々は誰もクマに見向きもしない。途方に暮れベンチに座っていたクマに目をとめたのは、ある家族だった。

 「よかったら、家に来ない?あなたの名はないの?じゃあ、パディントン!」

 パディントン(ベン)と名付けられたクマは、ブラウンさん(ヒュー)一家にお世話になることになった。
 優しいブラウン夫人(サリー)、大喜びの息子ジョナサン、迷惑そうなブラウン氏、興味なしの娘ジュディ。

 こうしてブラウン一家とパディントンの、愉快な毎日が始まった。

【かえる先生のコメント】

 パディントン、めちゃめちゃ可愛い(*^o^*)
 映画館で声を出して笑ったのは久しぶり。超優良ハートフルコメディです。かなりのお勧めです☆

 印象としては「グレムリン」。ギズモの可愛さに迫るものがありました。隠れてた所から顔をそっと出す描写なんてそっくり。
 どうも自分はモフモフに弱いですね。ぬいぐるみフェチ、モフモフフェチかもしれません(^▽^;)パディントンぬいぐるみも買って帰りました。

 お話を彩る要素がそれぞれ良かったですね。まずマーマレード。ジューシーでオレンジ鮮やかでおいしそう。非常食のエピソードが傑作。鳩軍団も最高。
 他にも息子の趣味ネタや、怪しい隣人など、登場人物の一人一人も個性的で生き生きと描かれてます。

 原作絵本の存在は知っていますが、内容はほとんど知りません。そんな自分も十二分に楽しめました。前知識なしでOK。
 子連れ家族も、初々しいカップルも、SMAP解散に沈んでいるあなたも、幸せな気分になること間違いなしの作品です。

★★★★☆

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