レイダース 失われたアーク

RAIDERS OF THE LOST ARK　（１９８１公開）

【監督】
　スティーブン・スピルバーグ
【出演】
　ハリソン・フォード、カレン・アレン、ポール・フリーマン、ロナルド・レイシー、ジョン・リス＝デイビス、デンホルム・エリオット

【物語】
　大学で考古学を教えるインディ（ハリソン）のもとへ、アメリカ政府の人間が訪ねてきた。ナチスが探している伝説のアーク（聖櫃）を、ナチスよりも先にものにしたいという依頼であった。
　もしアークが実在し、ナチスの手に渡れば、この戦争はナチスの勝利に終わるであろう。

　学者であるとともに、冒険家でもあるインディはこれまでに数々の遺跡に探検に行き、人類の宝を見つけ出すことに成功していた。そしてインディの恩師はアーク研究の第一人者でもあった。
　インディは手がかり求め、恩師の娘でかつての恋人マリオン（カレン）のいるネパールに向かうのであった。

　ネパールでマリオンと再会するインディ。しかし、ナチスの手先もインディを追って来ていた。激しい争いの末、手がかりを手に入れたものの、マリオンを失ってしまう。

　悲しみの中、エジプトに向かったインディ。すでにナチスによる発掘が行われていた。
　インディはアークを見つけることができるのであろうか。

【かえる先生のコメント】
　ジェットコースタームービーという言葉ができた元となる映画です。
　オープニングの発掘シーンだけで１本の作品が作れるほどのクオリティ。そういうのを出し惜しまず、次から次へとハラハラドキドキの展開をてんこ盛りにしてあります。観た当時の衝撃は、ホントすごかった。

　そしてハリソン・フォードの個性を最大限に生かしたインディ。かっこいい、男気あり、茶目っ気あり。
　クールでハードボイルドじゃない新しいヒーロー像を作り上げました。女も惚れるし、男も惚れます。
　かえる先生の目指す大人像となりました。

★★★★★