RRR

RRR 2022公開

【監督】S.S.ラージャマウリ
【出演】N.T.ラーマ・ラオ・ジュニア、ラーム・チャラン、アーリヤー・バット、オリヴィア・モリス、アジャイ・デーヴガン、レイ・スティーヴンソン、アリソン・ドゥーディ、トゥインクル・シャルマ

【物語】

 1920年。大英帝国のスコット総督(レイ)は、狩猟の道中に森で暮らす素朴なゴーンド族の村に立ち寄った。妻のキャサリン(アリソン)は、村娘のマッリ(トゥインクル)の歌声とアートの才能を気に入り、数枚のコインを母親に渡した。お礼と思ったら、娘を買い取るという意味だったことに気付き、母も村人も止めに入るが、総督の一行にデリーへと連れ去られてしまった。

 ゴーンド族の守護者ビーム(N.T)は、仲間と共にデリーに潜伏し、マッリを取り戻す機会を伺うのであった。

 そんな横暴なイギリス人による植民地化に、インドの民衆の怒りは燃え広がっていた。デモ隊は警察署を取り囲み、一触即発の状態。デモ隊の一人が投げた投石に怒った署長は「誰か!あいつを捕まえろ!」と命令するが、怒れる何百人の群衆に二の足を踏む警察官たち。

 すると、インド人警察官のラーマ(ラーム)が単身、群衆の中に突っ込んでいった。一斉に襲いかかる群衆と揉み合いながら、犯人を拘束した。命がけの功績だったが、イギリス人の上官たちは、これを無視し、ラーマの昇進は見送られるのであった。

 それから半年後、スコット総督は、インドの特使に「村娘を拉致したことは危険だ。彼らはあなた方に災いをもたらす」と警告をされた。警備会議の席で総督夫人は「部族のリーダーを捕らえたら特別捜査官に昇進させます」と宣言した。

 これを聞いたラーマの目は光り、早速捜査を開始。インド人であることを利用し、反英活動家たちの集会に潜り込んだ。

 マッリ奪還を目指すビームと、それを阻止しようとするラーマの闘いが始まる…

【かえる先生のコメント】

 明けましておめでとうございます鏡餅

 新年第1弾はインド映画「RRR」。昨年公開されたのですが、私の居住市ではやっと公開。前評判が高かったので、ワクワクして観に行ってきました。

 いやあ熱い男のドラマでしたね!こういうのも大好きです。最近落ち込んでいる親友を誘って観に行けば良かった。

 ダブル主人公。ビームは森に生きる強者。さっさとイギリス人を倒しに行くかと思ったら、潜伏して情報集め。居場所が分かっても屋敷に入る術が見つからない。そうこうしているうちに、優しいイギリス娘を見初めてしまってと、コメディチックな序盤の展開。

 ラーマはイギリス人の下僕となり地元民の反感を買う者。なにやら出世が大事なようで、無謀な任務も買って出ます。群衆に突っ込むシーンは死んでもおかしくないほどのアクション。こいつツエ~と驚愕の登場でした。

 この2人がある出来事で、互いの素性も知らないまま親友になっていくんです。ああ、展開が読めるなあ~と思っても、それでも話にのめり込んでしまう。こいつの為なら命を賭けてもいいと思えるような友情って、やっぱり熱いですよ。

 インド俳優には詳しくないですが、マッチョな上、アクションもダンスも凄くてセクシーで素敵なおじさまたちでした。そしてチョイ役ですが女優さんはお美しい。これまで見たインド映画も女優が素晴らしく、自分の一番好きな顔立ちはインド人かもしれない(*^▽^*)

 3時間ですが、見せ場の連続で飽きません。突然歌い出し、踊り出すのもインド映画の楽しみですね。病みつきになりそうです♪

★★★★☆

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