スペースバトルシップ・ヤマト

SPACE BATTLE SHIP YAMATO (2010公開)

【監督】
 山崎 貴
【出演】
 木村拓哉、黒木メイサ、山崎努、緒方直人、柳葉敏郎、西田敏行

【物語】
 地球は未知の異星人ガミラスの攻撃を受け、その放射能汚染により人類滅亡まで1年と追い込まれていた。
 地球防衛軍は火星での戦いで大敗を喫し、絶望感漂う中、突如希望のメッセージが飛来した。

“惑星イスカンダルの座標、波動エンジンの設計図、そして放射能除去装置…”
最後の希望を、「ヤマト」に託すしか道はなかった。

 古代進(木村)は、兄が火星戦で殉職したことを、沖田艦長(山崎)の指揮のせいだと怒りの気持ちをもったまま、ヤマト乗組員へと志願する。驚いたことに、古代は戦闘班長として迎えられた。旧友の島大介(緒方)は航海班長。2人を要として、ヤマトは地球を旅立った。

 ヤマトは放射能除去装置を1年以内に地球に届けることができるだろうか‥

【かえる先生のコメント】
 不朽の名作アニメの実写映画化です。
 キムタクファンにも、ヤマトを知らない世代にも,この名作にふれて欲しいとオールドファンは思います。そして、オールドファンは、無謀な実写化だと思いつつも、確かめてみたい気持ちにさせられます。新規ファンから観たヤマト、オールドファンから観たヤマトという2つの見方が必要ですね。

 キムタクの古代進、いいじゃないですか。血気盛んで、友情に厚い感じ、合ってます。他のキャスティングも、人それぞれかと思いますが、私としては、島・真田・徳川はOKです。
    
 地球との交信域を越えるため家族との最後の通信をする場面は好きです。“おっアルマゲドン”
 そうか、ヤマトの方が先にこの場面を描いてたか、やるなあ松本零士先生。新規ファンは、泣いて観てました。

 オールドファンには、敬意を持って作ってもらいたかったことが、いくつかあった映画ではないでしょうか。
 私の願いは、“「古代くんが死んじゃう」という名台詞が出る展開”です(>_<)

★★★☆☆


コメント