スーパーマン

SUPERMAN　（１９７８公開）

【監督】
　リチャード・ドナー
【出演】
　クリストファー・リーヴ、ジーン・ハックマン、マーロン・ブランド、マーゴット・キダー、ネッド・ビーティ、ジャッキー・クーパー　

【物語】
　惑星としての寿命を迎えたクリプトン星。ジョー・エル（マーロン）は、まだ赤ん坊の息子カル・エルを宇宙船で脱出させた。向かった先は地球…

　宇宙船が地球に不時着した時、たまたま通りかかったケント夫妻が赤ん坊を見つけ、自分の子として育てることにした。赤ん坊はクラーク・ケントと名付けられた。

　超人的能力を人前では隠すように育てられたケントも青年となった。育ての父の死をきっかけに、ケントは自分のルーツを探るべく、北極へとおもむいた。
　そこで、実父の残したビジョンを見て、自分が何者であるかを知った。

　そして１２年。メトロポリスのデイリー・プラネット社の新聞記者となったケント。
　ついに正義と真実のために闘う男“スーパーマン”が出現する…

【かえる先生のコメント】
　７０年代としては傑作のＳＦヒーロー映画です。これまでにもテレビシリーズなどで、「スーパーマン」はあったのですが、クリストファー・リーヴというハマリ役のおかげで、大ヒットしました。

　この俳優は大好きでした。知的で優しげで、強い意志を持ち、やさ男風なのにマッチョ。こんな人間が実在することが衝撃的でした。

　変身シーンはもっと昔なら電話ボックスだけど、この時代は人が入れないサイズの電話ボックスになってて、回転扉を高速回転しながら変身するなんていうような面白いシーンも満載。
　そして、映画音楽も最高！テーマ音楽だけで頭の中がスーパーマンでいっぱいになります。

　恋人ロイスを最後に救う非科学的シーンも、いろんな意味で伝説の名場面です。　

★★★★☆