SUSPIRIA (1977公開)

【監督】
ダリオ・アルジェント
【出演】
ジェシカ・ハーパー、アリダ・ヴァリ、ジョーン・ベネット、ステファニア・カッシーニ、ルドルフ・シュンドラー
【物語】
ニューヨークからドイツへバレエ留学に来たスージー(ジェシカ)。嵐の夜、タクシーでフライブルクバレエ学院に到着したが、「新入生のことなんか聞いてない」と門前払いを喰らい、やむなくホテルへと向かった。
時を同じくして、バレエ学院から走り去った女生徒が友達のアパートに駆け込み「私は永久にここを去るわ」と告げる。何があったか話そうとしない女性は、突然窓の外から謎の腕につかまれ、殺されてしまう。友達もその巻き添えで命を落とした。
翌朝再び学院を訪れたスージーは、タナー先生(アリダ)に「昨晩待っておりましたのに」と優しく迎えられる。そして副校長のブランク夫人(ジョーン)に紹介された。ブランク夫人は、「昨晩ここの生徒が殺されて、今警察が来ているの」と忙しそうだったが、スージーへの期待感を表に出していた。
ロッカールームで学院の生徒たちに紹介されたスージーは、同室になるオルガや気の良さそうなサラ(ステファニア)と顔を合わせる。翌日、突如体調を崩したスージーは、レッスン中に鼻血と吐血をし倒れた。先生方は手厚く介抱し、寮に移るように指示をした。
元気を取り戻したスージーだったが、天井から蛆虫が降ってくる災難に襲われる。他の部屋も同様で寄宿舎はパニックに。原因は屋根裏部屋に保管していた食料ということで、今晩だけは稽古場で皆眠ることになった。
その後、サラが海外旅行でいないはずの校長のいびきを聞いたとか、学院ピアニストの飼い犬が人を襲ったとか、不可解な出来事が続くバレエ学院。
一体、この学院に何が起きているのであろうか…

【かえる先生のコメント】
「決してひとりでは見ないでください」のキャッチコピーがあまりにも有名な名作。記憶では、話がよく分からないが、終始不気味な感覚に襲われ、特に音楽が怖すぎた印象でした。
その記憶は間違っておらず、嫌な感じのバレエ仲間、何か隠してそうな下働きの面々が登場し、落ち着かない気分になります。ゴブリンのBGMは、エンドレスの旋律に悪魔のコーラスが加わり名曲。そして評価の良い映像。赤を中心とした三原色の使い方や、建物の壁紙やあちこちの装飾が芸術的ですね。
ストーリー以上に、センス溢れる視覚・聴覚が売りのホラー映画の元祖といった感じの作品です。
話は、冒頭に殺人事件が起き、その犯人はバレエ学院の誰?みたいな感じで進んでいるというか、バレエ少女がヤバいところへ来てしまい翻弄されている話です。
もう知られているのでバラしますが、これは魔女映画。う~ん、悪魔もそうですが、魔女の目的も分からない。このバレエ学院だけを牛耳っていれば満足なのかな?
さて、改めて見て思ったのは、まず、チラシの女の人が主役ではなく、その友達だったことが意外でした。で、この友達も含め、みんなどこかおかしい。主人公はさっさと退学した方が良い。
後は、血糊がドギツイのがイタリアっぽい。コウモリとか刺殺シーンとかは、さすがに古い映画なのでリアル感がない。逆に、リアルと言えば蛆虫。本物の蛆虫と共演するとは、昔の役者は本当に仕事の鬼だなあ(^○^)
※お家鑑賞(評価なし)※



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